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2014年10月8日水曜日

「健康な食事」②

 昨日、厚生労働省が発表した「健康な食事」認証マークについて書かせていただきましたが、今日はその続きを。
「おっ、2日続けてのアップなんてめずらしいじゃん」なんて言わないで下さいね(笑)。

 まずは、昨日のおさらいから。




「健康な食事」に認証マーク コンビニ弁当など  厚生労働省15年春から
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H16_W4A001C1CR8000/

厚生労働省は6日、炭水化物やたんぱく質など必要な栄養素の摂取基準を満たしたコンビニエンスストアやスーパーの弁当、総菜などを「健康な食事」として認証し、表示できるマークを選定した。主食は黄色、主菜は赤色、副菜を緑色で表し、3色を上手に組み合わせることで栄養バランスの良い食事を取ることができるという。来年4月から表示できる。
「健康な食事」の認証マーク
「健康な食事」の認証マーク
 マークは一般から募集し、114点から選ばれた。厚労省によると、対象は市販される調理済みの食品。主食など分野別にエネルギーの上限を設け、必要な栄養素や食塩量などを定めた。
 主食は300キロカロリー未満で、玄米など精製度の低い穀類を2割程度含むことが条件。含まれる炭水化物は40~70グラムとした。肉や魚などの主菜は250キロカロリー未満で、たんぱく質は10~17グラム。副菜は150キロカロリー未満で、野菜は100~200グラム。主食、主菜、副菜を組み合わせる場合は合計で650キロカロリー未満とし、食塩は3グラム未満と設定した。
 弁当1食単位に加え、1品目ごとでも認証される。例えばおにぎりやパンなら主食を表す黄色部分のみ、魚のフライや鶏肉の空揚げなら主菜の赤色部分だけ色をつけたマークを表示。黄色と赤色だけのマークの弁当に、自分で緑色表示のサラダを購入するなど、3色を上手に組み合わせれば「健康な食事」になる。
 審査は無く、製造販売業者は来年4月から、基準を満たした商品にマークをつけることができる。社員食堂を公開したレシピ本がベストセラーとなった健康計測機器メーカー「タニタ」の管理栄養士や、コンビニ大手ローソンの幹部らが、専門家として検討してきた。



 まず昨日も取り上げましたが、この認証商品については、報告義務はあっても厚労省などの検査は一切ありません。
そのため、「健康な食事であるかどうか」という基準を実際に満たしているかどうかは、それぞれの製造・販売元の申告によります。
ね?いかにも厚生労働省がやりそうな、怪しい手口だと思いませんか?(笑)

次に、「栄養素の摂取基準を満たしていれば、中身は何でも良い」という問題点があります。つまり、栄養素の「質」は問わないと言っているのです。
そのため、食材の産地や保存料、着色料などの添加物について全く触れていません。
数字上の栄養素だけを気にして添加物まみれの食品を毎日食べていればどうなるか、もちろん「健康」になれるはずがありません。
本日はこの点について、もう少し掘り下げたいと思います。

高温による過酸化脂質
 コンビニなどのお弁当にはよく唐揚げやコロッケなど油で揚げたものが入っていますが、この油の揚げ方に問題があったりします。
冷凍食品を揚げる場合、低温より高温の油でサッと揚げた方がカラッと仕上がり、製造効率も良いのですが、高温にすればするほど酸化が進んでしまいます。そして酸化が進むと大量の過酸化脂質が発生し、これが病気の元になります。

トランス脂肪酸
 さらに、油そのものにも問題があります。デフレで不況に悩む企業は当然、経費削減で安い油を使っていることが予想されます。その油が揚げ物を揚げているうちに劣化してくるとショートニングを加えることが多いそうですが、このショートニングには大量のトランス脂肪酸が含まれています。
トランス脂肪酸は様々な病気を引き起こす原因として、完全使用禁止にしている国があるくらい人体に有害なものになります。

「無添加」という表示に注意!
 これはお弁当だけに限ったものではありませんが、無添加という表示は保存料や着色料を使っていないという意味で、何も使っていないという意味ではありません。
ph調整剤などを防腐剤の代わりに使っていたり、添付のタレやソースなどに入っている場合が多いので、注意が必要です。

食材の産地
 最近ようやく事の重大さに気づき問題視されるようになってきましたが、もちろん食材の産地にも十分気を付けなくてはなりません。
特に中国産や韓国産は(すでに敬遠している方も多いと思いますが……)品質管理の状態が劣悪だったり、農薬の量が尋常じゃなく多く危険視されています。

 思いつくままにざっと挙げてみましたが、単純に栄養が摂れている、と言っても、これでも「健康な食事」と言えるだろうか。
たしかに、毎日料理を作るのは大変ですし、そもそも料理を作ることが困難な状態にある方にとってはありがたいことだと思います。
しかし、いかにも「これを食べれば健康になりますよ~」みたいな謳い文句で売り出すのはいかがなものだろうか?

 厚生労働省も、本来であるならば「国民の健康を守る」ことが使命なはずである。健康のためには家庭内で自炊することをもっと推し進めるのが正しい姿なのではないだろうか。
 企業側も、たしかに長引くデフレ不況の中で経費削減に向かうのはいたし方ない部分もあるとは思いますが、今一度、本来あるべき日本経済の姿である「近江商人の三方よし“売ってよし買ってよし世間よし”」の精神を思い出してもらいたい。
 そういった姿が日本経済を立て直し、日本が再び“Japan as no.1”と世界から称賛される日がくることだろう。

私はそう、信じている。

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