2015年12月8日火曜日

ディズニーランド信仰?

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。

少し前に靖国神社でテロが起こりましたね。犯人がどこの国の人かは分かりませんが、おそらく「ベトナム戦争でジュネーブ条約違反(戦争犯罪)である民間人女性の強姦をし‟ライダイハン”と呼ばれる混血児をたくさん作った自分たちのことを棚に上げ、人のことは‟性奴隷国家”と事実無根の批判を散々し基本条約で終わったことを蒸し返し何かにつけて金を巻き上げ、それでは飽き足らず‟慰安婦像”なる恥ずかしい物をアメリカに造ったと思ったら‟慰安婦公園”なる更なる恥の上塗りをしようと思ってアメリカに‟いい加減にしろ”と怒られた、2004年に‟売春禁止法”ができて以来毎年抗議デモをやっちゃうような世界中に売春婦を輸出しているお隣の国」の人だと思います。
この国の人はその前にも靖国神社の池に小便をしている姿を動画に撮りネットにアップし、その恥ずかしい人間性・国民性を世界中に晒し呆れさせたこともありましたね。

まぁ、別にどこの国かは分かりませんが(笑)、その国が勝手に自分の国の評価を下げることは一向に構いません。自業自得ですから。
ただし、靖国神社は明治2(1869)年に明治天皇の思し召しによって建てられた「東京招魂社」から始まり、明治12(1879)年に「靖国神社」と改称されたあとも国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊がお祀りされている、日本にとって大事な神社です。
その靖国神社に爆弾テロを仕掛けるなど、言語道断。無礼極まりない、非常に腹立たしい行為です(もっとも、仕掛けが稚拙すぎて大した被害にならずに済んだのは、あの国の技術力の低さのおかげですかね?笑)。
ちなみに、大東亜戦争時に我が国・日本と一緒に「日本人として」連合国と戦って亡くなった「あなたの国の方々」も一緒に祀られているのですが...ご存じなんですかね?「自分たちのご先祖様」に仇をなしているということが分かっているのでしょうか、‟あの国”の方々?(笑)

テロというものは非常に怖いですね。靖国神社のテロにしても、ISILにしても、自分たちは正義だと信じて疑わないわけですから...自分たちは正義だから何をしても良い、などこんなことが許されていいはずがありません。宗教というものは、いきすぎると本当に人を狂わせてしまう怖いものだなと実感します(ただし、私自身は宗教そのものに偏見はありません。神道にしても仏教にしても、何の宗教でも基本的には良いものだと思っています。あくまで、いきすぎると、という話です)。

イデオロギーも同様です。どんなに現実離れしありえない状況になったとしても、自分の考えは決して変えない、変えようとしない。結論ありきで、そこに現実を合わせようとする。嘘や捏造などいくらしても構わない、空想・妄想は当たり前という、何でもありの世界...だって自分たちの考えこそが正しく、正義なのだから。間違っているのは現実の方...。
これこそ究極の「思考停止症候群」です。まあ、政治的な目的や自分たちの利権目的で分かっててわざとやっているさらに性質の悪い輩も多いとは思いますが。

今回は冒頭からだいぶ口が悪くなってしまいましたが、当ブログを読んでいらっしゃる方はとても心が広い方ばかりだと推察されるので大丈夫でしょう(笑)。

とうことで、長くなりましたが本題です。これも一種のイデオロギーというか、ここまでいくと宗教みたいなものですね。





ディズニーランド食品偽装はなぜ批判されない?巧妙手法とマスコミタブー、ディズニー信仰
http://biz-journal.jp/2013/11/post_3384.html


「ディズニーファン読者が選んだディズニー
  ベスト・オブ・ベスト 250号記念盤」
  (WALT DISNEY RECORDS)より
10月22日に阪急阪神ホテルズ(以下、阪急)が食材の誤表記を発表したことに端を発する食品偽装問題。その後も多くのホテルや百貨店で偽装表示の発覚が相次ぎ、大きな社会問題となっている。 
 中でも騒動の発端となった阪急では、社長の謝罪会見では収まらず、ついに社長辞任にまで追い込まれる事態に至っている。

 だが、実はこの食品偽装問題は、阪急が発端ではないことをご存知だろうか。
 この事件から遡ること5ヶ月前、実はあの東京ディズニーランド(以下、ディズニー)で同様の不祥事が発覚していたのだ。
 まず、5月17日、ディズニー施設内のレストラン「キャプテンフックス・ギャレー」で、値段が安く冷凍食品などに使われていることでも知られる紅ズワイガニを、高級食材の「ズワイガニ」として販売していたことを発表。さらに30日、今度は東京ディズニーリゾートの3つのホテルで、ブラックタイガーを「車エビ」、和牛を「国産牛」、国産鶏を「地鶏」などと偽装表示していたことを発表した。
 偽装表示をしていたホテルは「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」「ディズニーアンバサダーホテル」「東京ディズニーランドホテル」で、いずれもディズニーの運営会社であるオリエンタルランドが100パーセント出資しており、事実上はディズニーの直営といってもいい施設だ。
 そして、ディズニーのこの偽造表示発覚を受けて、阪急が社内調査をした結果、偽装表示が判明。大きな騒ぎになったのである。

●「なかったこと」にされた食品偽装

しかし、ディズニーの事件に対するマスコミや世間からのリアクションは、阪急へのそれとはまったく対照的なものだった。阪急がマスコミから厳しい批判を浴びせられたのに対して、ディズニーについては一部の新聞やテレビが小さく報道しただけで大きな問題に発展することはなかったのである。
 阪急は当初、「偽装」を認めずに「誤表示」と弁明したことで世論の反発を買い非難を浴びたが、実はディズニーの対応も「表記に誤りがありました」というもので、阪急とまったく同じだった。
 しかも、阪急は社長が謝罪会見を開いたが、ディズニーはそれもなし。事後対応でも、阪急が利用者への全額返済を打ち出したのに対し、ディズニーはホテルの“誤表記”には一律1,000円の返金でお茶を濁すという誠意の感じられないものだった。ちなみに、前出のディズニー系のホテル内のあるレストランでは、アラカルトのいちばん安いもので1,200円、ルームサービスは2,000円以上、お茶漬け2,000円、おにぎり2個で1,900円となっている。
 にもかかわらず、ディズニーは批判も責任追及もほとんど受けなかった。5ヶ月後に阪急が日本中から袋だたきにあっている時も、ディズニーの食品偽装については産経新聞が少し触れた程度で、完全に「なかったこと」にされてしまったのである。

●マスコミタブーとディズニー信仰

いったいこの落差は何なのか?
 この背景には、ディズニーが一種のマスコミタブーとなっているという現実がある。大手出版社の編集者がこう語る。
「とくに民放テレビ局と雑誌はディズニーに頭が上がらない。大スポンサーとして莫大な広告費をもらっているうえ、ディズニー関連のパブ番組、記事は読者のウケがいいですから、関係を悪化させるわけにはいかない。それでなくてもディズニーはキャラクターの使用にもうるさいですし、パブ記事にも細かい注文をつけてきますから、メディア側は相当気を使っています。ディズニーのスキャンダルはおろか、『ミッキーマウスの中に人間が入っている』なんて当たり前のことすらイメージを損ねるからと、一切書くことができないんです」

 さらにマスコミ関係者や有名人に対しては、「フリーパス」「マスコミプレビュー」「アニバーサルにご家族全員特別ご招待」など、美味しいエサも撒いている。その威光はすっかり定着し、高圧的態度をとるディズニーにメディアはひたすらご機嫌を伺い、ひれ伏す構図が出来上がっているのだ。

 だが、ディズニーのタブー化にはもうひとつの要因もある。それは日本人に広がっている“ディズニー信仰”だ。
 1983年のオープンから30年、来場者はすでに5億人を突破しディズニーは単なるテーマパーク以上の存在になった。ユーザーの多くがその夢の世界に魅かれ、まるで信者のようにディズニーのやることすべてを肯定する空気が広がっているのだ。そして、不祥事やスキャンダルを報道しても「そんなものは聞きたくない」と無視され、むしろ「夢を壊すようなことをするな」という反発が返ってくる。
 実際、8月に当サイトで、ディズニーランドが幻想を利用して大量のアルバイトに、一部無手当で管理職務を行わせているブラックな実態は報じられた際も、
「ディズニーをブラック扱いするのはおかしい」
「(ディズニー批判は)ひねくれている」
「みんな純粋にディズニーが好きで仕事をしているだけ」
「お金だけが仕事の目的じゃないはず」
など、多くの「ディズニー擁護」の意見が見られた『ディズニーランド、美談に隠されたブラックな実態〜バイトを魔法にかけ無報酬で酷使?』)。
 食品偽装問題を覆い尽くすほど、日本にあふれる“ディズニー愛”。恐るべしディズニー、である。
(文=エンジョウトオル)

2015年12月3日木曜日

アクリルアミド

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。
またしばらく間が空いてしまいました...(^^;

少し前に、ある研修にて50km...約8時間半歩きました。さすがに残り10km辺りからへばりましたが(笑)、日頃から通勤で片道4km強...50分を行き帰りで歩いていたので、自分でも驚くほど速いペースで歩き切ることができました。
やっぱり積み重ねは大事ですね!

ということで、当ブログもサボらず積み重ねていきたいと思います。




加熱食品中のアクリルアミド、発がん性と遺伝毒性

認められる 即席めん、パン、菓子…



「Thinkstock」より
 10月3日、食品安全委員会化学物質・汚染物質専門調査会は加熱時に生じるアクリルアミドについて次のように正式に遺伝毒性を有する発がん物質であると評価をした。
「トランスジェニックげっ歯類等を用いた遺伝子突然変異試験、マウス特定座位試験及び相互転座試験など多くの試験で陽性あるいは弱陽性を示した。これらの結果からアクリルアミドは遺伝毒性を有すると考えられた」
「アクリルアミドの発がん性については、マウスを用いた試験において、ハーダー腺、乳腺、肺、胃等で発がん頻度の有意な増加が見られており、ラットを用いた試験において、乳腺、甲状腺、精巣等で発がん頻度の有意な増加が見られている。これらの結果から、発がん物質であると考えられた」
「従って、本調査会としては、アクリルアミドは遺伝毒性を有する発がん物質であると判断した」
 食品中のアクリルアミドについては、スウェーデン食品安全庁とストックホルム大学が02年、炒める・焼く・揚げるなどの処理をした馬鈴薯や穀類の加工品に含まれていると発表し、以来全世界で食品中のアクリルアミドの毒性と食品の安全性について研究が開始された。もともとアクリルアミドは合成樹脂の一種で、土壌強固剤など工業用途に使われており、国際がん研究機関(IARC)が1994年に「ヒトにおそらく発がん性がある物質(グループ2A)」に分類していた。食品中のアクリルアミドは食品中のアミノ酸アスパラギンと還元糖(ブドウ糖や果糖など)に対して120度以上の加熱が行われると、化学反応により生成されることがわかっている。経口摂取された食品中のアクリルアミドは、腸管で吸収され、全身の組織に移行し、母乳や胎児にも移行するとされている。また、神経毒性もあることが確認されている。
 食品添加物などのリスク評価を行っているFAO/WHO合同食品添加物専門家会合(JECFA)は11年、食品中のアクリルアミドのリスク評価と勧告を行い、神経毒性については、「平均摂取量では神経への影響はないと考えられるが、摂取量が多い場合には神経に形態変化が生じる可能性は無視できない」とし、遺伝毒性及び発がん性については「遺伝毒性及び発がん性を有する化合物としては暴露マージンが小さく、健康への悪影響が生じる可能性は無視できない」(暴露マージンが小さいほど健康影響が生じる可能性が高い)としている。そして、食事からの暴露の原因になる食品に含まれるアクリルアミドを低減する方法の、さらなる開発及び実施を勧告した。
 

●該当する食品

 では、食事からのアクリルアミド暴露の原因になる食品とは、具体的にどのような食品なのだろうか。農林水産省は13年11月、「食品中のアクリルアミドを低減するための指針」を発表した。そこで対象とされている以下の食品が該当するといえる。
(1)馬鈴薯の加工食品、調理食品
 ポテトフライ、ポテト系スナック菓子(ポテトチップスや成型ポテトスナック)
(2)穀類の加工食品、調理食品
 即席めん類、パン類(トーストなどの調理品を含む)、オートミール、パン粉、麩、朝食シリアル、ビスケット類、焼き菓子、米菓、油菓子、和菓子(焼きもの)、洋生菓子、コーン系スナック菓子、小麦系スナック菓子など(主に120度以上の加工を施したもの)
 また、欧州委員会(EU)は12年、主要品目にアクリルアミドの指標値(13年改定)を導入し、その指標値を超える場合は事業者調査をするとしているが、この指標値から品目ごとのアクリルアミドの濃度がわかる。
【品目ごとのアクリルアミドの指標値(単位:マイクロg/kg)】
 調理済みフレンチフライポテト(600)、ポテトチップス(1000)、馬鈴薯を主原料とするクラッカー(1000)、小麦を主原料とするソフトブレッド(80)、小麦を主原料とするソフトブレッド以外のソフトブレッド(150)、朝食用シリアル(400〜200)、ビスケット、ウエハース(500)、クラッカー(馬鈴薯を主原料とするクラッカーを除く)(500)、焙煎コーヒー(450)、インスタント(ソリュブル)コーヒー(900)、乳幼児用ビスケット及びラスク(200)、乳幼児用穀類加工品(ビスケット及びラスクを除く)(50)
 このように指標値の高い食品は、アクリルアミドの含有量が高くなる食品である。
 アクリルアミドは、加熱温度によって生成量が異なる。フレンチフライポテトをオーブンで加熱した場合、120度以下であれば500マイクロg/kg以下であるが、220度で加熱すると2500マイクロg/kgまでの高濃度のアクリルアミドが生成された。また、冷凍フレンチフライの揚げ色とアクリルアミド濃度を比較した試験(農林水産省)では、揚げ色がつかないフレンチフライが147マイクロg/kgであったのに対して、全体に揚げ色がついたフレンチフライでは、2683マイクロg/kgもの濃度になっていた。
 日本ではアクリルアミドに対する取り組みについて、農林水産省が指針を発表しているものの食品業界の自主的な判断に委ねられており、有効な規制措置はとられていない。明確に遺伝毒性と発がん性が認められているだけに、日本としての食品の残留実態調査と規制値の設定、さらにそれに基づく規制が必要である。現状では消費者は、自らの健康を守るために、アクリルアミド濃度の低い食品を選択して摂取するしかないといえる。
(文=小倉正行/国会議員政策秘書、ライター)

2015年11月26日木曜日

中国産食品の恐怖・後編

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。
昨日に引き続き、中国産の食品についての記事になります。




残留農薬に硫酸銅?危ない中国産食品を使う外食業界〜

スタバ、マック、ドトール…




スタバの人気メニューのひとつ「シナモンロール」(スターバックスコーヒー HPより)
 抗生物質と成長ホルモン剤で育てられた鶏肉に、硫酸銅に漬け込まれた毒ピータン……
食の安全を脅かす存在として、その危険性が指摘され続けている中国産食材。特に今年は「週刊文春」(文藝春秋)が“危ない中国産食材”キャンペーンを継続的に行い、話題はネットにも飛び火。「もう何を食べていいのかわからなくなった」「怖すぎる。読むんじゃなかった」などと反響を呼んでいる。
「スーパーで原産地表示をしっかり確認すれば大丈夫」。そう考えている人もいるかもしれないが、問題は原産地表示の義務がない外食だ。週刊文春」のキャンペーンをまとめた書籍『中国食品を見破れ』(文藝春秋/「週刊文春」特別取材班・著)によれば、なんとあのスターバックスコーヒースタバ)でさえ、中国産食材を用いているというのだ。
 スタバで中国産食材を使っているメニューは、人気の「シナモンロール」「アップルシナモンフリッター」「サラダラップ根菜チキン」だ。それぞれ、シナモン、りんご、鶏肉、レンコン、ごぼう、にんじんが中国産とのことだが、中国産にんじんはトリアジメノール(殺菌剤)やアセフェート(殺虫剤)などの残留農薬が検出され、厚生労働省から検査命令が出たこともある。ごぼうも同様に殺虫剤の残留農薬が検出されたことがあるし、鶏肉は再三報道されている通り、中国産食材の中でも「特に危ない食べ物」と考えられているものだ。
 フェアトレードのコーヒー豆を取り扱うなど日本においてスタバは“クリーンな企業”というイメージを持っている客も多いが、2009年には日本に輸入できない残留農薬の基準をオーバーしたコーヒー豆を、アメリカで焙煎することで輸入している問題を共産党議員に追及されたこともある。
“オシャレでクリーン=安全”とは安易な想像でしかない。
 しかしスタバはHPで原産地・安全管理について言及、取材に応じているだけ、まだ良心的といえよう。本書が外食チェーンに行った中国産使用メニューと安全管理体制についてのアンケートに対し、回答さえしない企業もあるからだ。宅配ピザ最大手チェーンのピザーラ、餃子チェーン・餃子の王将、人気のイタリアンファミレス・サイゼリヤ、牛丼チェーンの神戸らんぷ亭、ステーキチェーン・けんなどは、いずれも「回答なし」。スタバと同じコーヒーチェーンでいえば、ドトールコーヒーショップやエクセルシオールカフェが「リアルタイムな情報更新が不可能」という理由で、中国産使用メニューについて「公開は控えている」と回答している。
 中国産食材がここまで日本で流通しているのは、日本の食料自給率の低さの問題もあるが、デフレの影響も強い。コストを下げ、競争に勝つため、外食チェーンは安い中国産に頼る。消費者の食への不安が増大する中で、「中国産食材を使っているか、使っていないか」を公表するくらいは、最低限の企業倫理として守ってもらいたい。
 本書でも、中国産使用を認めている日本マクドナルドの鶏肉に抗生物質が投与されている事実や、その検査体制への疑問が投げかけられているが、回答さえしていない企業の実態はどんなものなのか──「知らないほうがよかった」と思うような裏側がなければいいのだが。
(文=和田 実)

2015年11月25日水曜日

中国産食品の恐怖・前編

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。三連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
一昨日は祝日、「勤労感謝の日」でした。昔でいうところの「新嘗祭」です。
新嘗祭は、天皇の国事行為の中でも天皇陛下が最も重要視されている行事になります。
...と、昨日は書いている途中でノートを持ってくるのを忘れたことを思い出しました(笑)そして今日も...(^^;)
そんなこんなで昨日はブログを更新できませんでした。
新嘗祭についてはまた書きたいと思います。

では、本日の記事をご紹介いたします。





“超”危険な中国食品、マックやケンタで使用?巨大児や奇形児出産、1歳で胸が異常発達…
「Thinkstock」より
今年7月、使用期限切れの鶏肉が混入した食肉が中国から日本に輸出されていたことが発覚。
問題となった製造元は世界17ヵ国に50の工場を有し、食肉業界では世界最大規模といわれるアメリカの食肉メーカーOSIグループの子会社で、中国現地法人の上海福喜食品。

 同社の生産過程としては、使用期限切れ鶏肉を使ったり、床に落ちたパティ(ハンバーグのように挽き肉を円盤状にしたもの)やチキンナゲットをそのまま製造ラインに戻すなどの映像が中国・上海のテレビ局・東方衛視にスクープされ、「外資系の食品なら安心」という中国国内に広まっていた考えを覆す、非常にショッキングなニュースとなった。
これらの鶏肉は日本にも輸出され、日本マクドナルドの「チキンマックナゲット」やファミリーマートの「ガーリックナゲット」などに使用されていたため、両社がこれらの販売を中止し、購入者に対して返金するなどの騒動となった。

 この事件については8月29日、上海の検察が「劣悪な食品を生産、販売した」として同社幹部の6人を逮捕したことが報じられた。これで幕引きが図られるのかどうかは不明だが、明らかになったのは中国食品問題の氷山の一角という見方が強く、実態がどうなっているのかに日本でも不安と関心が高まっている。
 そこで、中国の食肉問題などに詳しいジャーナリストと共に、中国産食品について取材した。

●恐怖の中国食肉生産事情

「今回の事件は、中国の企業が使用期限切れ鶏肉を使用していたことだけを問題としてニュースが伝わっていますが、中国産食品の恐怖はその程度では収まりません」と中国産食品問題を長く取材しているジャーナリストは語る。
「まずブロイラーを育てている環境に大きな問題があります。
通常ブロイラーを育てる場合は1坪当たり40羽ぐらいが適正な数だといわれています。しかし中国ではコストカットのため、1坪当たり100羽以上育てるというのが常態化してしまっているのです。当然こんな環境では狭すぎて不潔ですぐにブロイラーは病気で死んでしまいます。
そして、不潔さゆえに悪臭が広まれば周辺の住民にも知れ渡り、内部の様子の写真や動画がインターネットで広まるかもしれません。そうすれば社会問題となってしまいます。そこで養鶏業者は外から見えないように窓も一切ない建物の中でブロイラーを飼育するようになるのです。暗闇に閉じ込められ、さらに健康状態も悪化し、3日で鶏は死滅するといわれるほどひどい環境になるため劣悪な環境でも死なないように強い抗生物質を大量に与えるのです。
さらに成長促進剤も大量に与え、わずか40~45日程度という異常ともいえる短い飼育期間で鶏肉が出荷されているのです」

 中国でも、中国山東省の鶏肉メーカー・山西粟海集団が、飼料に大量の成長促進剤を加え飼育期間を45日間に短縮させたブロイラーで製造した鶏肉を中国のケンタッキーフライドチキン(KFC)やマクドナルドに卸していた、と地元メディアなどが報じた。この報道の中で鶏に与えている飼料を食べたハエが即死したと伝えており、中国では「速成鶏」として大きな社会問題となっている。

●人体への影響は?

このような鶏肉を人間が食べても、体に影響はないのだろうか?
 実は中国では薬品を大量に投与して製造された食肉を妊婦が食べた結果、成長促進剤の影響か、4kg以上の巨大児の生まれる率が非常に高くなっているのだ。体重が6~7kgある新生児も珍しくなく、巨大児の出生割合は中国国内の新生児の1割を超えている。これは10年前の5倍以上の数字だというから、割合が多くなっているのは確かだろう。

 中国地元メディアによると1歳の女児の胸が発達する、3歳の女児が初潮を迎える、6歳の男児にヒゲが生えるなど、成長促進剤の影響ではないかといわれる事例が頻発しているという。
このような環境でつくられる食品が日本に輸出されているとしたら、これを食べて大丈夫なのだろうか?
「日本は輸入食品の検査を行っていますが、その検査は一部に対してモニタリング検査を実施しているにすぎません。また、日本側がチェックする項目は中国側も知っているため、チェックにひっかからないような細工をしているのではないかとの不安は拭えません」(前出ジャーナリスト)

 そもそも中国では地方に行くと環境汚染はさらに深刻で、住民の過半数ががんを患っている「がん村」と呼ばれる地域が200ヵ所以上もある。そこでは子供でもがんにかかることがあり奇形児なども珍しくない。
 そんな環境の中では、化学物質に汚染された水を使った畑で野菜がつくられていることも多い。そのように中国産の食品は、鶏肉に限らず、どの食材においても危険をはらんでいる。
「食品は、自分や家族の健康に直結します。だからこそ、可能な限り中国産は避けたほうがいいと思います」(同)
 鶏肉の使用期限が切れているというだけではなく、中国産の食品は、ほかにも多くの問題をはらんでいるのかもしれない。その危険性も考えて、私たちは「食の安全」を守ることを考えるべきではないだろうか。
(文=編集部)

2015年11月21日土曜日

「規格基準」があれば安心?

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。

今日から(世間一般的には)三連休ですね!当院は土曜も祝日も診療しておりますので、私に連休という感覚は皆無でございます...(笑)。
明日、明後日と天気があまり良くないとの予報ですので、どこか出掛けるのは今日が一番いい日かもしれませんね☆嗚呼...洗濯物を干したかった(;_:)

来週月曜日は新嘗祭です(勤労感謝の日)。
新嘗祭は天皇の国事行為の中でも天皇陛下が最も大事にされているお祭りになります。
晴れてくれれば良いのですが...みなさんでお祈りいたしましょう。

では、本日の記事。




規格基準が定められているから安心なのか?

限りなくブラックに近い添加物


cola0212.jpgコーラなどのカラメル色素に含まれる添加物4-MIは発がん性のある不純物shutterstock.com
 添加物は基本的に「安全性試験」に合格したものだけが認可される。しかし合格したものの中にも明らかに人体に悪影響を及ぼすものがあり、その数は決して少なくない。
 イギリスでは一部の合成着色料を使った食品に 「この食品を食べると子どもの活動や注意力に悪影響を与える可能性があります」と表示されているものがある。英サウサンプトン大学の研究で、「いくつかの合成着色料を摂取した子どもに多動性行動が見られた」という報告があったため、イギリスの食品基準庁がこの表示を義務化したのである。
 この表示の対象になった合成着色料の中には、現在、日本でも使用されているものもある(赤色102号、黄色4号、黄色5号、赤色40号)。合成着色料はごく少量の使用で効果があり、たとえば500mlの液体を着色するには爪楊枝の先につけたぐらいの分量で十分だ。そんな微量でも人体に影響が出て、子どもがキレやすくなるかもしれないのだ。
 では天然着色料なら安心なのかといえば決してそんなことはない。アカネから抽出した天然着色料「アカネ色素」は発がん性があるとして2004年に禁止となっている。また最近ではハムやお菓子、ドリンクなどによく使われる天然着色料「コチニール色素(カルミン酸)」に急性アレルギー症状の発症例が報告され、2012年5月に消費者庁と厚生労働省が注意をよびかけた。ただしこの発表があった後もアレルギー表示を義務化する動きもなければ、警告などの動きもない。

食品添加物が組み合わされた複合摂取と不純物の危険性

 添加物は、そのひとつひとつの成分に危険性があるだけではない。安全性試験を受け認可されているとはいえ、それは一つの添加物のみを調べた結果にすぎない。何種類もの食品添加物を同時に摂取する「複合摂取」については調査が及んでいないのだ。というのも、食品添加物の組み合わせは無限にあるため、実験のしようがないからだ。
 食品添加物は化学物質である。複数のものが一つの食品の中で混ざり合うことで、化学反応を起こす可能性は否定できない。実際に清涼飲料水に入っているビタミンCと保存料の安息香酸Naが食品中で反応し、強い発がん性のある「ベンゼン」が作り出され、問題となった例もある。
 コンビニ弁当やファストフードを常食していると、同じような組み合わせの添加物を連続で複合摂取することになる。子どもを含む多くの人たちが、安全性の確立されていない複合摂取を続けることに一抹の不安を感じざるを得ない。
 さらに、添加物を合成するときに生じる「不純物」もあなどれない。不純物の含有量はごく微量なのだが、発がん性などを持つことがあるからだ。
 たとえば、体に脂肪がつきにくいとして特定保健用食品(通称トクホ)に指定されていた食用油の「エコナ」は、油を分解し新しく合成する過程で発がん性物質が生成されるとして、2009年9月に発売禁止になった。
 コーラのカラメル色素に含まれる4-MIも発がん性のある不純物である。赤色104、赤色105などのタール系色素にもヘキサクロルベンゼン(第一種特定化学物質)という発がん性物質が含まれている可能性があるし、紅麹色素の原料、紅麹カビには、シトリンというカビ毒の問題が指摘されている。
 また、多くの食品に使用されているベニノキの種子から抽出されるアナトー色素(黄~橙色)という天然色素は、栽培地の水銀汚染によって色素に水銀が含有されることから、国際規格(JAFCA)が設けられたが、日本にはその規格・基準がないために輸入されるおそれがある。
 こういった不純物については基準をつくろうという動きもある。タール系色素の黄色5号については規格ができ、スクラロースやサッカリンなどの合成甘味料についても不純物の含まれる量の基準が定められている。
 しかし、だからといって「添加物には規格基準が定められているから安心」と考えるべきなのだろうか。「規格基準を定めなければいけない」こと自体、問題なのではないかと思えるのだが......。

2015年11月19日木曜日

安くて手軽、インスタント食品

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。



がんや脳腫瘍も~インスタント食品は危険?

カップ麺、コーヒー、トクホコーラ…




身近にある食品がとても怖い…
 カップ麺にカップスープ……お湯を入れれば手軽に食べられることから手が伸びてしまうインスタント食品。しかし「身体に悪い」という声があるのも事実。確かに、食材(かやく)は野菜・海藻がわずかばかりでビタミン・ミネラル・食物繊維など必要な栄養素はまったく足りない。さらにスープを飲み干せばナトリウム(塩分)は過剰摂取で、偏った食事になることは間違いない。
 しかし、それどころではない。
『買ってはいけないインスタント食品 買ってもいいインスタント食品』(渡辺雄二/だいわ文庫)によれば、下痢などの体調不良はおろか、がんまで起こしかねない危ないインスタント食品があるという。
 
 例えば、油で揚げたフライ麺には注意が必要だ。油が酸化してしまうことで毒性物質である過酸化脂質ができている恐れがある。過酸化脂質はふたを開けた時の鼻を突くプーンとした油のにおいの中にも含まれているものだ。
 「過酸化脂質は有害で、ネズミやウサギに食べさせると成長が悪くなり一定量を超えると死んでしまいます。過酸化脂質は高温でできやすいため、揚げ油にはたくさん発生していて揚げた麺に多く含まれてしまう」(同書)のだ。
 ポテトチップスや天ぷら、フライなどを食べたときに、腹痛を催したり下痢の症状に見舞われる症状は「油あたり」と呼ばれるが、これは過酸化脂質が原因なのだ。
 似たような症状として胃が張る、もたれる、鈍痛に見舞われるなどの胃部不快感を引き起こすのが食品添加物だ。特に調味料に使われるL-グルタミン酸Na(ナトリウム)は「腸から吸収されて顔や腕に灼熱感を覚えたりすること」があるという。
 実は過酸化脂質や、L-グルタミン酸Naなどの身体に危ない成分が含まれている食品が身近にある。日清食品の「カップヌードル」だ。「カップヌードル」はナトリウムも多く、添加物も15種類入っており危ないインスタント食品の代表格なのだ。
 さらに姉妹品の「シーフードヌードル」には、添加物としてカラメル色素も含まれている。「カラメル色素は全部で4種類あり、そのうちの2種類には発がん性のある4-メチルイミダゾールが含まれているのです。ただし『カラメル色素』としか表示されないため、消費者にはどれが使われているのかわからないという問題があります」(同書)
 また、体調や食べた物によっては「胃や腸などの粘膜が荒れて、そこに発がん性のある添加物が作用すれば、細胞ががん化することも考えられ」(同書)るだけに注意が必要だ。
 フライ麺ではないカップ麺でも油断はできない。例えば、同じ日清食品の「日清ラ王 背油コク醤油」の売り文句は「まるで、生麺。」だが、麺に植物油が練り込まれているため、フライ麺ほどではないにしろ、過酸化脂質の恐れがある。さらに、ラ王の容器は発泡スチロールでできている。
 「これまでの研究で、発泡スチロールの容器に熱いお湯を入れると、発がん性のあるスチレンがppbレベル(ppbは10億分の1を表す濃度の単位)で溶けだすことがわかっています。微量とはいえますが、一般に発がん性物質は閾(しきい)値(この値以下であれば無害であるといえる基準)がないので、できるだけ摂取しないに越したことはない」(同書)
 なお、日清食品のカップヌードルは2008年に容器は紙容器に変更されている。カップ麺を食べる際には、できる限り容器を移し替えることが賢明だろう。

●合成甘味料で下痢

 さらに気をつけたいのが、インスタント飲料だ。カフェオレ・カフェモカなどは、休憩時間の“ほっと一息ドリンク”の定番だろう。
 最近では、「カロリーが気になる」という声に応える形で、砂糖を減らしたり無くして、代わりに低カロリーの合成甘味料を使うことが多い。この合成甘味料が危ないという。
 例えば難消化性デキストリン。食物繊維の一種で糖の吸収を抑えて血糖値が上昇しにくくする働きがあるのだが、腸で吸収されにくいために人によっては下痢を起こすことがあるという。注意書きとして「飲みすぎあるいは体質・体調により、お腹がゆるくなることがあります」とあるのはこのためだ。難消化性デキストリンは、メッツコーラなど「トクホ」といわれる特定保健用食品にも含まれている成分で、インスタント飲料では味の素ゼネラルフーヅの「ブレンディ スティック カフェオレ カロリーハーフ」に含まれている。
 また下痢よりも深刻な症状を招く恐れのある合成甘味料が、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物とアセスルファムK(カリウム)だ。
 砂糖の180〜220倍の甘味があるアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物は体内で劇物のメチルアルコールを生成し頭痛やめまい、不眠、視力・味覚障害などを引き起こす。1990年代にアスパルテームは脳腫瘍や白血病、リンパ腫などを引き起こす可能性があることが研究者によって指摘されている。
 また、砂糖の約200倍の甘味があるアセスルファムKは、体内で分解されないため異物となってグルグルめぐり、肝臓や免疫の機能を低下させる恐れがあるという。
 「妊娠したネズミを使った実験では胎児に移行することがわかっています。体内で分解されないため、へその緒を通って胎児に移行するのです。動物実験では、催奇形性は認められなかったという判断になっていますが、人間が摂取した際に同じ結果になるのか、不安を感じざるを得ません」(同書)

●3大危険成分が入ったブレンディスティック

 アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物は、味の素ゼネラルフーヅの「マキシム スティックメニュー カフェモカ」に、アセスルファムKはネスレ日本の「ネスカフェ ゴールドブレンド スティックコーヒー」などに含まれている。
 なお、「ネスカフェ ゴールドブレンド スティックコーヒー」には、アセスルファムKだけでなく、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物も含まれている。また、先ほど難消化性デキストリンが含まれているとした「ブレンディスティック カフェオレ カロリーハーフ」には、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムKも含まれている。事実上、3大危険成分が入った三冠王状態になっているのだ。
 「そんなことを言い出すと、食べられるものがなくなる」との声もあるだろうが、真実を知らされずに危険にさらされている状況は改善したいもの。こうしたリスクを踏まえて、我々はインスタント食品と付き合わなければいけない。
(文=編集部)

2015年11月17日火曜日

加糖炭酸飲料の誘惑に勝とう!

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。

私が食事などを勉強し始めて、真っ先に変えたのが「食事回数」と「飲み物」でした。
「半日断食」という概念に出会い、朝食を抜いて昼と夜の2食のみにし、胃腸や肝臓などを休める時間を作ってあげることで食べ物の消化・吸収・排泄能力を高める(取り戻す)ことができる。
そして牛乳や冷蔵庫(氷)で冷やしたジュースなどを飲むのをやめ、飲み物は基本的に常温の水のみにすることで腎臓や膵臓の負担を減らしたり、血液をキレイにすることができる。

食生活全般でいえばまだまだ甘い部分が多々ありますが(^^;)、この2つだけは当初から一貫して徹底しております。
ということで、本日の記事は飲み物に関してです。




加糖炭酸飲料1日1杯で糖尿病リスクが22%上昇、
4.6年分の老化も進む

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危ない加糖炭酸飲料shutterstock.com
 砂糖入りの炭酸飲料や甘い乳飲料が好きな人は体重に関わらず2型糖尿病発症リスクが高いが、これらの飲料を1日1杯、水や無糖コーヒー、無糖紅茶に置き換えると同リスクが最大25%減ることが分かった。
 英ケンブリッジ大学Nita Forouhi氏らによる研究結果で、「Diabetologia」オンライン版に4月30日掲載された論文。
 Forouhi氏は、今回の研究結果はソフトドリンクが直接2型糖尿病の原因になると証明したものではないが、因果関係を示唆する強力な例だと説明。「砂糖摂取を制限すべきだという世界保健機関(WHO)の最近のガイドラインを強く支持するものだ」と述べている。
 検討では、中年以上の英国成人2万5,000人の詳細な食事記録を分析した。登録時に糖尿病を発症していた人はおらず、その後10年間で847人が糖尿病と診断されていた。
 分析の結果、加糖炭酸飲料や加糖乳飲料の摂取量が全体として多いほど、糖尿病発症リスクが高まることが明らかになった。1日1杯の摂取量増加は糖尿病リスクを22%押し上げていた。
 甘い飲料を好む人は糖尿病リスクを高めるほかの生活習慣も持っている可能性もあるが、体重、運動、教育レベルなどの因子を調整しても同じ関連が認められた。
 検討ではまた、この問題へのシンプルな解決法も示された。加糖飲料を1日1杯、水や無糖コーヒー、無糖紅茶に置き換えたとして推計すると糖尿病発症リスクが14%から25%も減ったのだ。
 同研究では人工甘味料で甘くした飲料に同じ便益があるかどうかは不明だったが、Forouhi氏らはダイエット飲料を好む人は肥満か糖尿病家族歴があることが多いということは、糖尿病リスクの高い人は人工甘味料入り飲料を選んでいると示唆されるのは明白である、と説明している。

加糖炭酸飲料は寿命をも縮めてしまう

 米国栄養・食事療法学会(AND)の広報担当者で、糖尿病管理予防のための食事計画を専門とする栄養士Toby Smithson 氏は、この知見のメッセージは率直に「飲料のカロリーに注意すべきと思い出させてくれたこと」だと述べている。
 たとえば1杯のチョコレートミルクのカロリーは一般的な成人が1日に必要とするカロリーの9%に相当する。牛乳は蛋白、カルシウムなどの栄養源となるが、甘味を加えるための砂糖はエンプティカロリー(カロリーになるだけで栄養にはならない食品)だ。12オンス(約355mL)の加糖炭酸飲料はすべてエンプティカロリーで、1日に必要なカロリーの7%を占める。
 この研究結果に対して、米国飲料協会(ABA)は加糖飲料を非難することへの異議を表明。「米国栄養食事学会などの代表的な保健機関は2型糖尿病リスクとして過体重、肥満、民族、加齢、運動不足、糖尿病の家族歴を挙げているが、飲料摂取はそれに含まれていない」と述べている。
 Forouhi 氏とSmithson氏はともに、加糖飲料を水や無糖コーヒー、無糖紅茶に替えることが食生活から砂糖を減らす簡単な手段だ、と指摘。
 Smithson氏は、水が味気無さすぎると感じるならレモンかライム、オレンジを一切れ入れる、紅茶であればシナモンスティックを沸騰したお湯に入れてから煎れると砂糖なしでも甘味が出る、と助言している。
(HealthDay News 4月30日)
 別の研究では、加糖炭酸飲料を毎日のように摂取することで、健康な細胞の老化原因とされるテロメアの短縮が起こり、代謝性疾患の原因となる可能性が指摘されている。http://ajph.aphapublications.org/doi/abs/10.2105/AJPH.2014.302151
 この研究の対象は糖尿病や心血管疾患の病歴のない20歳~65歳の米国人5,309名。
加糖炭酸飲料を摂取する人はテロメアが短く、100%果汁を摂取する人はテロメアが長かった。研究チームでは、20オンス(約591ミリリットル)の加糖炭酸飲料を毎日摂取することで、余分に4.6年分の老化が進むと試算。影響は喫煙に相当するものだという。
 いずれにしても自分の健康に気を使うのであれば、1日1本の加糖炭酸飲料を控えることからはじめたい。
(文=編集部)

2015年11月16日月曜日

パンはパンでも、あまり食べられないパンってなぁ~んだ?

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。
昨日は私が勉強に行かせていただいている研修場所で、ディベートの練習をしました。
熱くなりましたね~(笑)
テーマは「ごはん派orパン派」、ということで今日の記事です。




コンビニのパンは超危険?見えないかたち

で大量の添加物、健康被害の恐れ




「Thinkstock」より
“混ぜ屋”と呼ばれる食品添加物メーカーがある。混ぜ屋は、添加物の原末(原料)を化学薬品メーカーから仕入れ、それぞれの加工食品に適した食品添加物を製造して販売する業者のこと。東京都内の混ぜ屋の社長に「今、添加物で気になっていることはありますか?」と聞いたところ、社長は即座に「pH調整剤です」と返答した。
「弊社ではコンビニエンスストアチェーンと取引のある製パン業者の注文を受けてpH調整剤を製造していますが、サンドイッチに添加するpH調整剤の量が非常に多いのです。そこで製パン業者に『もう少しpH調整剤を抑えて使ったほうがいいと思いますよ』と進言したのですが、『コンビニチェーンからの要求ですから』と受け入れられませんでした。pH調整剤は“日持ち向上剤”ともいわれ、食品の腐敗を防ぐ役目があるのですが、あんなに多量に添加すると食べた人の健康保持に不可欠な腸内細菌の善玉菌まで殺しかねないと、心配しています
 pH調整剤は食品のpHを弱酸性(6.0~6.5)になるよう調整することで、食品の腐敗を抑える添加物。クエン酸、フマル酸、重合リン酸塩など複数の成分が配合されているが一括して「pH調整剤」と表示される。したがって消費者は具体的な添加物名がわからない。しかもpH調整剤は対象食品も使用量も制限がないため、コンビニチェーンや食品メーカーにとって非常に都合のいい添加物となっている。
 通常、食中毒防止に保存料を添加した場合には「保存料(ソルビン酸カリウム)」などと具体的な使用成分を表示しなければならない。昨今は保存料に発がん性などの不安を感じている消費者が増えており、コンビニや食品メーカーとしては売り上げに響くので保存料はできるだけ使いたくないのが本音だ。こうした理由から、pH調整剤は添加物メーカーが心配するほどの使用量となっているのだ。
 pH調整剤に使われている添加物の中で、特に問題なのはリン酸塩である。リン酸塩の過剰摂取は、ヒトの腸管から血液中にカルシウムが吸収されるのを妨げてしまう。血液中のカルシウムが不足すると、血液のpHを保つために骨からカルシウムが溶け出す。そのカルシウムが神経細胞内に溜まると、イライラや神経過敏を引き起こすといわれている。いつもイライラしたり、突然キレる人が非常に目立っているのも、リン酸塩の過剰摂取が一因にあるとの指摘も多い。またリン酸塩はカルシウム以外のミネラル(微量元素)の吸収も阻害し、特に亜鉛を体外に排出してしまう。亜鉛は脳が正常に働くために必要不可欠なミネラルで、亜鉛不足もキレる現象につながっているともいわれている。
 健康な食生活を送るには、食品の成分表示欄にリン酸塩の記載がないことを確認してから購入することが大切である。
 しかし食品メーカーのリン酸塩隠しが巧妙化している。pH調整剤として使用することもその一例だが、ここ数年非常に目立っているのは、「調味料(アミノ酸等)」の中にリン酸塩を使用するケースだ。一般的に、「調味料(アミノ酸等)」と食品表示があれば、グルタミン酸ナトリウムなど複数の化学調味料が含まれているが、最近はこれにリン酸塩を加えることが多くなっている。
「pH調整剤」や「調味料(アミノ酸等)」に隠されたリン酸塩に要注意だ。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト

2015年11月13日金曜日

「植物油」が体に良いとは限らない

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。
今日は久しぶりに油に関する記事です。




サラダ油は本当に危険!がんや糖尿病も「油漬け」で

子どもの糖尿病や脂質異常症増加!




人気のお菓子「コアラのマーチ50g」の植物油脂量は15g、「じゃがりこ58g」の植物油脂量は14.5g
 
子どもたちの体は大人の与える食べ物でできています。
家庭での食事を主体に、学校給食、お菓子、ラーメンファストフードなども成長期の体をつくっているのです。偏りのない栄養バランスと質の良い食材が、健康で健やかな心身の成長に不可欠なのですが、現代の子どもたちの食は大人同様に乱れがちです。
 その結果、大人の病気と思われていた肥満や花粉症、生活習慣病、うつ病などが子どもたちにも増えています。これらの病気に加えて、もともと子どもに多いアトピー性皮膚炎なども発症しやすくなっていますが、それはサラダ油など植物油の過剰摂取が大きくかかわっています。
 ヘルシーなイメージのあるサラダ油やキャノーラ油など身近にある精製植物油には、健康を害する次のような特徴があります。
(1)植物油で過剰摂取したリノール酸は体内で炎症物質となり、アレルギーや糖尿病、がんなどを発症させる。
(2)植物油を加工してつくるマーガリンやファストスプレッドなどは、各国で規制されているトランス脂肪酸を含有している。
(3)トランス脂肪酸軽減のため加工食品で消費量が増加しているパーム油は、大腸がんや糖尿病などの発症のリスクが高い。
(4)サラダ油などを高温処理する製造過程で発生する神経毒のヒドロキシノネナールは、うつ病や認知症の原因になる。

 残念ながら、こうした植物油のリスクはまだ一般に浸透しておらず、ほとんどの子どもも大人も危険な植物油を摂り続けています。
 子どもの好きな食べ物の上位には、カレーライス、鳥の唐揚げ、ハンバーグ、ポテトフライ、オムライス、ピザなど油を多く含むメニューが並び、マヨネーズも欠かせません。これにチョコレートやポテトチップス、アイスクリームなどの菓子類も加わります。意外に知られていませんが、チョコレートやアイスクリームにも植物油は使われています。
 子どもたちにとってコンビニエンスストアは現代の駄菓子屋です。低い棚には幼い子どもの視線に合わせて人気の菓子類が並んでおり、それらにも多量の植物油が使われています。食べ盛りの中学生や高校生が学校帰りに、唐揚げやポテトフライ、サンドイッチ、カップ麺など、油の多い食品を頬張っている姿もよく目にします。むしろ子どものほうが、大人以上に油漬けの食生活を送っているように思えます。
某コンビニエンスストアの「たまごサンド 125g」(植物油脂量は20.9g)

生活習慣病やうつ病の低年齢化

 こうした子どもたちの食生活を裏付けるように、アトピー性皮膚炎やぜんそく花粉症などアレルギーを持つ子どもの割合は3人に1人、小中学生の生活習慣病(糖尿病、脂質異常症)も増えており、高校生では約4割が生活習慣病の予備軍という調査報告があります。また、中学生のうつ病の発症率4.6%は、大人と同じ割合といわれています。先日は小学低学年の子による担任への暴力が報じられ、いわゆる「キレやすい子ども」の低年齢化も進んでいるようです。このほかにも、風邪を引きやすい、常にダルそうにしている、覇気がないなど、心身の健康度が低い子どもや若者が増えているようです。
 成長期の子どもの変化は急激で心身ともに不安定な時期とはいえ、食べ物の影響は無視できません。特に全身の細胞膜とホルモン様物質の成分になる油(脂肪酸)の量と質が、体調や体質に与える影響は想像以上に大きいのです。家庭や学校給食で栄養バランスの良い食事をさせることはもちろんですが、その食材を悪い油で調理したのではかえって子どもの心身の健康を阻害することになりかねません。食品会社や外食産業が油を変えることは期待できませんので、せめて家庭と学校給食で使う油は質と量を見直すべきです。
 心身の不調があれば、勉強やスポーツ、そのほかの才能を充分に発揮できません。塾やクラブ活動の行き帰りにコンビニファストフードの悪い油を食べていたのでは、病気とはいわぬまでも体がだるかったり、抑うつ傾向にあったり、感情の起伏が激しかったりして、集中して物事に取り組むこともできません。
 子どもは保護者の与える食べ物で成長します。子どもが本来持っている能力を充分発揮できる健康な体質でいるためにも、植物油の正しい知識を持って、悪い植物油を子どもに摂らせない少油生活に切り替えることが大人の務めです。
(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)

2015年11月10日火曜日

「ゼロカロリー」の罠

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。
本日も自分への戒めを込めて(笑)、砂糖に続き人工甘味料の記事になります。



ゼロカロリーに潜む罠 がん、脳腫瘍、白血病の危険
砂糖より肥満リスク高い果糖ブドウ糖液糖
http://biz-journal.jp/2015/04/post_9554.html


 4月3日付当サイト記事『命を蝕む砂糖、がんや糖尿病の原因に…栄養素なく高カロリー、コカインと同様の依存性』では、缶コーヒーやペットボトルのジュースに入っている砂糖の問題についてお伝えしましたが、「砂糖が入っていないゼロカロリーの飲み物を飲んでいるから大丈夫」などと言っている人は要注意です。

 ゼロカロリーの飲み物は、実は砂糖を摂取するよりもリスクが高いかもしれないからです。アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウムなどの合成甘味料が、ゼロカロリーの飲み物には使われています。
 アスパルテームの構成成分の一つにメタノールがあります。このメタノールは劇物に指定されており、体内でアスパルテームから分離されて吸収されますが、摂取量によっては死に至ることもあります。実際に戦後の食糧難だった時には酒類にメタノールを混ぜて売っていたそうですが、飲んだ人が命を落としたり、失明するということが頻繁に起きたようです。

 アスパルテーム入りの缶コーヒーやジュースを飲んだからといってすぐに重大な疾患につながるわけではありませんが、そういった事実を知っておいたほうがいいでしょう。また、アスパルテームはがん、脳腫瘍や白血病との関連も強く疑われています。

 スクラロースとアセスルファムカリウムは自然界には存在しない完全な化学合成物質で、私たちの体内では分解することができません。したがって、そのまま吸収されて異物として体内をめぐり肝臓や腎臓に多大なダメージを与え、免疫力を低下させてしまいます。
 スクラロースもアセスルファムカリウムも強い甘みがありますが、分解されて糖分が吸収されるわけではないのでカロリーとしては計算できません。これが「ゼロカロリー」の意味なのです。「カロリーがないので、体によさそう」と思う人もいるかもしれませんが、決してそうではないということを肝に銘じておきましょう。

恐ろしい高果糖コーンシロップ

さらに、私たちが日常的に口にする甘味料で注意しなければならないのが高果糖コーンシロップです。これは異性化糖、果糖ブドウ糖液糖、あるいはブドウ糖果糖液糖などとも呼ばれます。
呼び名によってブドウ糖や果糖の含有量などに多少の違いはありますが、ほぼ同じと考えていいでしょう。
 高果糖コーンシロップは飲み物だけでなくスイーツ、惣菜や冷凍食品などの加工食品にも幅広く使われています。アイスコーヒーやアイスティーなどに入れるガムシロップもこの高果糖コーンシロップです。原材料はコーン、つまりとうもろこしですが、そのとうもろこしは遺伝子組み換えによって作られたものです。

 高果糖コーンシロップは、実は砂糖よりも激しく血糖値を上昇させるといわれています。しかし、コストが安いため、あらゆる食品に甘みをつけるために使われているのです。血糖値の問題だけではなく、その延長線上にある肥満や糖尿病などの原因になることもあり、アメリカでは使用禁止の運動も展開されています。

 ただし果物などに含まれている果糖と高果糖コーンシロップの甘みの主体である果糖は違うものなので、果物は安心して食べてください。果物などに含まれる果糖は食物繊維などの働きもあり、体内にゆっくり吸収されていきます。果物には私たちの体に必要なビタミンやミネラル、植物栄養素などが豊富に含まれており、健康的な食べ物といえます。
 一方、高果糖コーンシロップは私たちの体に多大な負担をかけるので、飲み物や加工食品などを通じた取りすぎに注意したいところです。高果糖コーンシロップは低温で甘みが増すという特徴があるため、アイスクリームや清涼飲料水、冷たい菓子類などにもよく使われており、知らない間にたくさん摂取してしまう危険性もあります。

 高果糖コーンシロップの日本での市場規模は、年間約800~1,000億円といわれていますが、日本スターチ・糖化工業会に加盟している十数社で約9割のシェアという寡占状態にあります。砂糖と同様に利権がからんでいるため、この問題がマスメディアで取り上げられることはほぼありません。だからこそ、私たちは自主的に高果糖コーンシロップを遠ざけなければならないのです。特に、子供たちには摂取させないような配慮が必要です。

 国際糖尿病連合(IDF)の報告によると世界の糖尿病人口は爆発的に増え続けており、2014年現在で糖尿病有病者数は3億8,670万人、世界人口の8.3%が罹患しています。また、このまま有効な対策を施さないと、その数は35年までに5億9190万人に増加すると予測しています。
 糖尿病の増加率は先進国で20%、発展途上国では69%にも上るといわれています。厚生労働省の発表によると、日本人の5人に1人は糖尿病およびその予備軍です。糖尿病は決して対岸の火事ではありません。糖尿病との縁を断ち切るために、まずは高果糖コーンシロップ入りの飲み物を手に取らないことから始めましょう。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

2015年11月9日月曜日

砂糖の害・後編

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。
さて、先週のブログの続きです。



砂糖は心身を蝕む危険な食材、脳のエネルギーの嘘
動脈硬化、免疫力低下、うつ病
http://biz-journal.jp/2015/02/post_8890.html


 「砂糖の取りすぎは体にさまざまな悪影響を与える」と、よく耳にするが、「脳の活動のためには欠かせない」ともいわれ、リフレッシュしたい時に甘いものを食べるなど、ほどほどに摂取するよう心がけている人は多いだろう。

 ところが、実は砂糖は取らないに越したことはないのだ。なぜなら脳に必要なブドウ糖は米や芋などの炭水化物から体内でつくりだすことができるからだ。糖分を摂取する必要性はないのだ。 
 また、砂糖はタバコ以上に依存性が強いともいわれ、一度甘党になると砂糖のない生活を送ることは極めて難しくなる。糖質依存症になる前に、生活の中から少しずつ砂糖を減らす意識を持つべきだ。
 「砂糖は脳のエネルギー」などとテレビCMを流すことで、さも体に必須の栄養素のように主張している砂糖業界の思惑に乗ってはいけない。さらに言えば、「百害あって一利なし」だ。
 菓子や清涼飲料水などに含まれる砂糖を取り続けることで、糖尿病になるリスクをはじめ、近年は低血糖症のリスクも指摘されている。それは多量の砂糖を摂取すると急激に血糖値が上がり、体内ではインスリンが大量に放出される。その結果、一気に血糖値が下がり、体は一時的に“ガス欠”状態になる。血糖値が下がった状態では脳が正常に働かず、集中力がなくなるばかりか無気力になり、体を動かすのも億劫になってくる。
 このような低血糖状態が続くと脳はアドレナリンというホルモンの分泌を促し、体内の糖分を血液中に放出して血糖値を再び上げようとする。しかしこのアドレナリンは「攻撃ホルモン」「脳内麻薬」とも呼ばれ、気分が高揚し攻撃的になりやすいという特徴がある。近年、子どもたちがキレやすくなった原因のひとつとして低血糖症を挙げる医師や学者も少なくない。

●心身を蝕む食材、砂糖

実は、砂糖の害はこれだけではない。偏頭痛やアレルギー、動脈硬化、高脂血症、高血圧症などの病気を引き起こすこともわかっている。女性であれば冷え性をはじめ月経不順や子宮筋腫などの婦人病の原因ともなり得る。また免疫力が低下することも明らかになっており、あらゆる病気にかかりやすくなるといえる。

 さらに成長期の子どもには成長痛や発達障害などの危険もある上、砂糖が体内で消化される際にはカルシウムを消費することから、骨や歯などを弱くする可能性も指摘されている。最近では砂糖を日常的に摂取している人はうつ病などの精神疾患にかかるリスクが高まることもわかってきており、砂糖が心身ともに蝕む危険食材であることがわかる。

 砂糖が危険だと指摘すると、「白砂糖を食べなければいい」と言う人が多いが、それは不正確だ。確かに、黒砂糖はミネラルが豊富で弱アルカリ性食品なので白砂糖よりはマシだ。しかし、あくまでも“白砂糖に比べたら”である。冒頭でも述べたように、体に必要な糖は普段の食事だけで十分なのだ。日常的に砂糖を摂取するべきではない。
 ただし、人付き合いなどの手前、かたくなに砂糖を拒否し続けるわけにはいかないこともあるだろう。そういう場合にだけ少量の砂糖を取る分には、さほど体に影響を与えずに済むはずだ。
 現在体に不調を抱えている、最近疲れやすくなった、風邪をひきやすい、花粉症の症状が年々ひどくなっている……このような症状が当てはまる人は、まず生活から砂糖を取り除いてみることをお勧めしたい。1カ月もすれば、驚くほど体調が良くなるだろう。
(文=豊田美里/管理栄養士、フードコーディネーター)

2015年11月7日土曜日

砂糖の害・前編

みなさん、こんにちは。ご機嫌よろしゅうございます。

私は患者さんが来院されていない時は、こうして裏の事務所でブログを書いたり事務仕事をしていたりするのですが、慣れないパソコンを使ってカタカタやっていると、とても疲れます(笑)。
今まで首こり肩こりというものはあまり経験なかったのですが、気持ちが分かりました...(^^;)
やはり何事も経験が大事ですね。自分もつらい想いをしてみて初めて患者さん(相手)の気持ちが分かり、共感でき、気持ちに寄り添うことができるようになると思います。自分でも経験してみないと想像の域を超えることはできませんからね。

「分かった」が「理解」に変わった瞬間です(分かる人には分かりますよね)。

事務仕事...特にパソコンばかりやっていると、ストレスが溜まります。やはり私にはデスクワークは性に合わないみたいです(笑)。体を動かす仕事の方が向いていますね。
こうしてストレスが溜まり脳(頭)が疲れると、ストレス発散のベクトルが食に向かう人も多いのではないでしょうか。何を隠そう、私がそうです(笑)。特に、重度のスイーツ中毒だから性質が悪い...(>_<)

そんな私が一番恐れているのが、これ...。



命を蝕む砂糖、がんや糖尿病の原因に…
栄養素なく高カロリー、コカインと同様の依存性
http://biz-journal.jp/2015/04/post_9467.html


 オフィスで集中して仕事をした後や、営業の外回りから戻ってきた時、退屈で長い会議が終わった時に、ホッと一息つきたくて缶コーヒーやペットボトルのジュースを一気に飲み干した――こんな経験を持っている人も多いと思います。

 しかし、その缶コーヒーやジュースにはどれくらいの砂糖が入っていて、その砂糖がどんな影響をもたらすか、というところまではあまり考えたことがないでしょう。
例えば、一般的な缶コーヒーには角砂糖約3個分、コーラのような清涼飲料水には同じく約10個分の糖分が入っています。
 ではスポーツドリンクの方がいいのかというと、そうでもありません。一般的なスポーツドリンクにも角砂糖6~7個分の糖分が入っています。さらにいえば、ファーストフード店などで販売しているシェイク状のドリンクには角砂糖20個分以上は入っているといわれています。
「砂糖の取りすぎは体によくない」という事実は知られていますが、世界保健機関(WHO)のガイドラインによると、成人および子供の1日当たりの糖類(炭水化物とは別)の摂取量は、全カロリー中の5%未満にすべきとされています。一般的な成人の1日の摂取カロリーは、1800~2200キロカロリーといわれています。仮に2000キロカロリーとした場合、その5%となると100キロカロリーで、缶コーヒー1~2本分に当たります。
 計算上、缶コーヒーを2本も飲めば、その日はもう糖類を摂取できないことになってしまいます。ただし実際にはそれで済むわけはないので、摂取カロリーに占める糖分の割合はどんどん増えてしまいます。そして、それが結果的に体に大きなダメージを与えてしまうのです。

 砂糖にはカロリーはありますが、私たちの体に必要な栄養素はほとんど含まれていません。そういった食品のことを「空のカロリー」といいます。アルコール、白米や白く精製された小麦粉なども空のカロリーの一種です。一部で「空のカロリーは体内に残らないので太らない」などと考えている人もいますが、これは大きな間違いです。

 必要な栄養素を含まない空のカロリーは、体内に摂り込むと大きな負担になってしまいます。
カロリーがあるということは体のエネルギー源になるということであり、なんらかの経路でブドウ糖に変化するということです。ブドウ糖がエネルギー源になるには、体内のさまざまな機能や物質を使う必要があります。
 その一つがクロムという必須ミネラルの一種です。このクロムが細胞膜にあるブドウ糖を受け入れるドアを開ける鍵の役割をすることで、ブドウ糖を細胞の内側に取り込むことができます。砂糖(アルコールも同じ)にはクロムはまったく含まれていないので、砂糖に含まれるブドウ糖をエネルギー化するためには、他の食品から摂取したクロムを使うことになります。
 つまり、砂糖はクロムを体内にもたらさないどころか他から摂取したクロムを浪費してしまうのです。その上、エネルギー化のために必要なもうひとつの栄養素であるビタミンB1も含まれていないので、体には多くの負担がかかります。

砂糖の過剰摂取で脳機能にも変化

アメリカの保健指標評価研究所が2010年に発表した「世界疾病負荷調査報告書」によれば、糖分を含む飲み物の過剰摂取が原因とされる死亡例のうち糖尿病は13万3,000人、心血管疾患は4万4,000人、がんは6,000人となっています。注目すべきはその78%が低~中所得国で発生しているということです。今、日本では貧困率の悪化が問題になっていますがこの仲間入りだけは避けたいところです。
 またアメリカのプリンストン大学で行われたラットを用いた実験では、砂糖を過剰摂取することによって明らかに依存性が認められた上、一度砂糖の投与をやめて再び与えた際には、以前よりも摂取量が増加したそうです。
 さらに砂糖の供給を絶たれたラットはアルコールの摂取量が増え、脳機能に変化が起きていることがわかったといいます。空腹時に多量の砂糖を摂取するラットの脳内ではコカイン、モルヒネ、ニコチンなどの依存性薬物による変化と同様の神経化学的な変化が起こっていることもわかっています。
 ラットの実験がそのまま人間に当てはまるわけではありませんが、まったく無視するというわけにもいかないでしょう。そもそも、無視するぐらいなら最初から実験をする意味がありません。
こういったことを鑑みると、仕事の合間や息抜きに砂糖たっぷりの缶コーヒーなどを飲み干す習慣は、やめたほうがいいのではないでしょうか。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

2015年11月3日火曜日

おにぎりはコンビニ?自分でにぎにぎ??

みなさんは、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます。
今日は昨日とはうってかわってとてもいいお天気ですね☆みなさんはどこかへお出かけですか?
私はもちろん診療中ですが、お休みならば明治神宮に参拝に行きたい気分です♪そして、そのまま明治神宮外苑をお散歩~♪最高じゃないですか(*^^)v

では、どうして明治神宮なのかというと...本日が文化の日だからです。
...え?どうして文化の日だから明治神宮なのかって?それは...カンの良い私のブログの読者のみなさんはもうお分かりですね、文化の日は旧・明治節。すなわち、明治天皇のお誕生日なのです。
ですから、明治神宮に参拝に行きたいなと思った次第であります。

といっても、明治神宮の御祭神が明治天皇だと知らずに参拝している方も多いようですね...。みなさんもお正月には初詣に行かれる方も多いと思いますが、「ここ(明治神宮)って誰が祀られてんの?」「さあ...神様じゃね?」👈当たり前だろっ!!(笑)と思わずツッコミを入れたくなるような会話が実際に聞こえてきたりします...(^^;)
ちなみに、明治神宮は初詣での参拝客ランキングで毎年トップです(推定約319万人)。

明治神宮外苑はとても緑が多く、通称「神宮の森」と呼ばれています。
ここはもとから自然豊かな森林だったわけではなく、明治天皇が崩御された(お亡くなりになられた)あと、明治天皇を偲ぶ当時の国民の多額の寄付とボランティアによって作られた人工の森になります。「人工の森」というと冷たいイメージに聞こえてしまうかもしれませんが、当時の国民の明治天皇への敬愛の想いに溢れた、とても温かな「人造の森」なのです。

そんな温かな場所に、今日のような絶好の行楽日和に遊びに行けたら、最高だなぁ~と思う今日この頃であります( ^^) _U~~
そういう時に持っていくお弁当は、やっぱり...?

あ、ちなみに文化の日に関しては、こちらも参照していただければと思います♪
http://aozorashinmachi.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html




コンビニおにぎりと弁当は危険!原価5円?

添加物まみれで健康被害の恐れ



「Thinkstock」より
 英ロンドンで行われているラクビーワールドカップでの日本代表チームの大活躍が、世界中のラクビーファンを熱狂させています。
 そんな日本代表チーム躍進の原動力を支えているのが、おにぎりだというのです。
10月5日のJNNニュースによるとイギリスの食事だけでは選手が持たないと、試合前後に1人2個ずつロンドンの居酒屋店女将がつくったおにぎりを食べているといいます。
具はサケで、海苔は消化が悪いため付けていないとのことです。
 このニュースを見て、「やっぱり日本人はおにぎりだよな」と、納得しました。日本代表チームには外国籍の選手も多くいますが皆、長期間日本でプレーをしている選手たちで、おにぎりも日頃から食べています。
 しかし、おにぎりとはいっても、コンビニエンスストアのおにぎりで今回のような力を発揮することができたのかは疑問でしょう。読者諸氏も、日本代表チームがおにぎりを食べて劇的な活躍をしたのに刺戟されて、「俺もコンビニおにぎりを食べるぞ」なんて決して思わないことです。
「安い、うまい、便利」ということで、コンビニおにぎりを愛好している人は少なくありません。ところがコンビニおにぎりはコメ本来の味を引き出した食品ではありません。うまいと感じているのは化学調味料(うまみ味調味料)など食品添加物の味です。
おにぎりはごはんと具だけのシンプルな食べ物だから添加物の心配は少ないと思っていたらとんでもないのです。コンビニ食品でよく見かける「保存料・合成着色料不使用」のキャッチコピーに騙されてはいけません。これは添加物不使用ということではありません。保存料、合成着色料に代わる添加物は使用されているのです。
 まず、ほとんどのコンビニおにぎりに使われている添加物がグリシンという炊飯改良剤です。ごはんのつやを出す効果や保存性を高める目的で添加されています。グリシンは人工的に合成されたアミノ酸です。体内でつくられるアミノ酸のグリシンは脳に働きかけ睡眠を深くさせる作用があります。こうしたことから、添加物グリシンは一部の製薬会社から安眠効果を高めるサプリメントとして販売されています。

人工合成されたグリシンに要注意

 しかし、人間の体内でつくられるアミノ酸のグリシンと人工的につくられた添加物のグリシンとは別の物質と理解しておかないと、予想もしない健康被害に遭う恐れがあります。もっとも心配されるのが過剰摂取です。「食品添加物公定書」という公的な専門書には、グリシンをモルモットに大量に与えると、筋緊張の消失と一過性の完全麻痺が起こったという報告があります。また、大きな特徴として右回りの円運動を行うとも報告されています。大量に食べるとということですがグリシンはコンビニおにぎりだけでなく、ほとんどのコンビニ弁当に使われています。
 合成アミノ酸を大量に摂取する怖さは、「L-トリプトファン事件」が実証しています。
これは1988年から89年にかけて昭和電工が製造した合成アミノ酸のL-トリプトファンを添加した清涼飲料水を飲んだ人が米国で38人も死亡した食品公害事件です。日本でも同様の清涼飲料水が発売される予定でしたが、米国での被害が表面化したため急遽発売を中止し、難を逃れたのです。
 今のように、量的にも対象食品も無制限にグリシンを使用している状態ではいつL-トリプトファン事件のような事態が起こるかわかりません。身を守る一番の方法は、グリシンの添加された食品、サプリメントは摂取しないことです。
 おにぎりの具といえば、梅干しやサケが頭に浮かびます。ラクビー日本代表チームでもサケが一番の人気だったのことです。コンビニおにぎりでは、そのサケにも添加物が使われています。サケの身のつや出しに甘味料のソルビット(ソルビトール)、品質保持のためにpH調整剤などが使われています。ちなみに、海上自衛隊(呉補給廠)では、pH調整剤の添加されているパックご飯は使えないことになっています。おそらく、国を守る隊員に対しては健康に悪影響を与える食品は提供できないということなのでしょう。
 普段コンビニおにぎりを食べている人は、「コンビニおにぎりが体に良いとは思えないけれど、何しろ安いから、背に腹は代えられない」と言うかもしれません。
 確かに1個100円前後ですから安いと思うでしょう。しかしコンビニおにぎり1個の原価(米のみ)は間違いなく5円以下です。昨年など米の取引価格が暴落して、産地によって違いはありますが多くは60キロ(1俵)7,000円台で生産者から卸業者へ売られています。コンビニおにぎりに使用される米は1個当たり80グラムほどですから7,000円台のお米で計算すると1個3円程度です。少し高い米を使っても5円以下のはずです。具とか輸送費、人件費などを入れても、1個100円はとんでもなく高い価格です。スーパーで5キロ2,500円のお米を買ってきておにぎりをつくれば1膳分(140グラム)30円、1,500円のおコメなら18円です。
「安くて、安全で、おいいしい」おにぎりは、絶対に手づくりに徹するべきです。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト