2014年11月12日水曜日

予防接種・インフルエンザ②

みなさん、おはようございます。

昨日は急に気温が下がって1日寒かったですね。
夜、私は仕事が終わって家に帰ってから人生初となる料理をしました。
何を作ったかというと…豚汁です!(わざわざ溜めるようなものでもない)
見た目はともかく(笑)、初めてにしてはなかなか美味しく作れました。
野菜もたくさん食べれますし、寒い夜にはたまらないですよね。
ちなみに、最低でも1週間は食べ続けると思います(笑)。

では、本日のエントリーになります。
本日もインフルエンザの予防接種について書こうと思います。
前回のブログにおいて、予防接種の効果について疑問がある、というお話をしましたが、今回もその続きになります。


定期予防接種から外されたワクチン

実はインフルエンザワクチンは、過去に予防効果がないとして定期予防接種から外されたワクチンであることをみなさんはご存知でしょうか?
科学的な検証がないままに1948年から46年間の長きにわたり実施され、毎年3,000万人に接種し続けていましたが、全く有効性がないことが判明。以後全国的なボイコット運動により1994年、遂に中止せざるを得なくなったのです。

その後もなんとインフルエンザワクチンの効果を証明する研究結果はありません。
日本は世界で唯一、公的にインフルエンザワクチンの効果がないことを証明した国であるということです。

1980年から1986年にかけて行われた前橋医師会の調査によると、児童のワクチン接種率が90%以上の群馬県高崎市と接種率がほぼ0%の群馬県前橋市とでは、インフルエンザの罹患率はほとんど変わらなかったという結果がでたそうです。
その他にも研究者のデータがありますが、ワクチンの有効性を証明する研究結果はありませんでした。
それ以降、全国的にインフルエンザワクチンへの反対運動が高まり、遂に1994年の予防接種法の改正により定期予防接種から外されたのです。

アメリカでも良識ある医師がインフルエンザワクチンの効果について何人か告発しています。
元・合衆国薬剤管理科 ワクチン管理部門主任だったドクターJ アンソニー・モリスは、
「これまでに開発されたインフルエンザのワクチンがインフルエンザの攻撃を阻止したり、苦痛を和らげることに効力があるという証拠は何もない。
ワクチン製造業者はワクチンが無駄なことを知っているが、とにかく売り続けているのだ」
「ワクチン接種による免疫化は害があるだけで効果は全くないということを示す証拠はたくさんある」
と語っていますし、ドクター ハドウィンは
「私はかつてジェンナーやパスツール、ワクチンの効果を信じていた。しかし熟考の末見解を変えた」
と語っています。


みなさんも、一度予防接種について考え直してみてはいかがでしょうか?

2014年11月10日月曜日

予防接種・インフルエンザ①

みなさん、こんにちは!
そろそろ予告通り(笑)、予防接種について書いていこうと思います。
エボラ出血熱もそうですが、これからはなんといってもインフルエンザが流行る季節です。
「毎年、予防接種を受けてます」という方も多いのではないでしょうか。
受ける、受けないはもちろん個人の考え、個人の自由で良いと思いますが、では予防接種について正しく理解し、ちゃんと納得した上で受けている方はどれだけいるでしょうか。おそらく、「周りがみんな受けているからなんとなく」「医師に勧められたから」という感じで自分の意思ではなく周りの意見や雰囲気に流されて受けている方も多いのではないかと思います。
メリットやデメリット、リスクをきちんと把握した上で予防接種を受けた方が良いのかを考え、受けるか受けないかを判断していくことが大事になります。

ということで、今回からその判断材料となる情報をお伝えしていければと思います。


予防接種の効果は?

厚生労働省が監修している医師向けの予防接種ガイドラインによると、
「インフルエンザワクチンに含まれるウイルス株は、インフルエンザの流行状況を考え毎年決定される。ワクチンと流行株の抗原構造が一致すると予防効果がある
と書いてありました。
つまり、裏を返せば予防接種で受けたワクチンの型とインフルエンザウイルスの型が一致しなければ効果がないということになります。
これでは博打と一緒です。

ちなみにワクチン株はWHO国際会議で流行候補株が決定されます。
しかし決められると言っても型は各国バラバラで、その決定が正しかったかどうかは不明になります。
さらに現実には、製造が難しいか簡単かでその年の型が決まるご都合主義が横行しているため、全く当てになりません。


では、平成13年11月~15年9月に改編された現在の公式ガイドライン、「インフルエンザ予防接種ガイドライン」をみてみましょう。
「インフルエンザは毎冬流行するが、病原ウイルスは少しずつ抗原性を変えることが多く、ワクチンも毎年これに対応する株が選定されている。また、ワクチンが十分な効果を維持する期間は接種後約2週間後から5ヶ月とされており、これらの理由によりワクチン接種は毎年、該当シーズン用(次期冬季用)のワクチンを、流行が予想される時期とワクチンの有効期間が一致するように行う必要がある。したがって、インフルエンザの予防接種は、過去の発生状況から考えて、一般的に10月下旬より12月中旬頃に行われるのが望ましい」
と書いてあります。
先程も書きましたが、「株が一致すれば効果がある」と一般的に言われていますが、現実には「一致する」とは明確には書かれていません。
さらに、型が一致したとしてもウイルスの変化にワクチン株はついていけていないのが現実です。インフルエンザウイルスの変異スピードは驚異的で、ウイルスの1年は人間の100万年とも言われています。1シーズンでも型は変わってしまうため、ワクチンはそのウイルスの変異に全く追いついていけていないのです。
つまり、はっきり申しましても「一致するように行う必要がある」というのは単なる希望でしかないのです。

こういった現実を、おそらく厚生労働省は知っているのでしょう。だからこそ研究により有効性がないことが分かっている乳幼児には「おすすめできるものではない」とはっきり認めていますし、インフルエンザの予防接種は高齢者以外は定期接種の対象になっていないのだと思います。
厚生労働省の親向けのパンフレット「予防接種と子どもの健康」が2006年3月に大幅に改訂されましたが、それを見ると厚生労働省の「監修」が消えていることに気づきます。これは明らかな責任逃れです。
また、以前にも増して「保護者の責任」を強調しています。たしかに受けるか受けないかを判断するのは親である以上、責任が親にあることはもちろんですが、毎冬ワクチン接種によるインフルエンザ対策を呼び掛けていながら親に責任を押し付ける姿は、はっきり言ってナンセンスだと思います。

厚生科学研究班として2004年度から3年間にかけて行われた「乳幼児に対するインフルエンザワクチンの効果に関する研究」では全国7地域、乳幼児約3,000名に対して比較研究し、なんとか有効性を捻出するべくデータを操作しています。
たとえばインフルエンザにかかったとする基準を「39℃以上の発熱」と恣意的に設定していたり、ワクチン接種群の年齢が有意に高かったり(年齢が高いと高熱になりにくい)もともと扁桃炎が少なかったり(同じく高熱になりにくい)と、厳密な比較研究ができたものではありません。
それでも有効とされたのは7地域のうち2地域だけ、それもワクチン未接種群でインフルエンザにかかったのが23%だったのに対しワクチン接種群が18%と、たった5%下がっただけという結果でした。
つまり、18人に接種してやっと1人に効果が出る、といった程度のワクチンで、改めてワクチンが無効であるといったことを逆に証明してしまった研究となりました。
この結果を受けて小児科学会も積極的な接種は勧めていません。

そもそもインフルエンザにかからないよう予防したいのならば、予防接種に頼るのではなく、かからないような健康な体作りに普段から務める方が数段効果があるし、重要であると私は思います。
みなさんも考えてみてください。

2014年11月4日火曜日

文化の日

みなさん、こんにちは!
三連休の最終日はいかがお過ごしでしょうか?
本日もいいお天気ですので、遊びに行ったりしている方も多いのではないでしょうか?
ちなみに私は祝日に関係無く仕事でございます(笑)。

さて、ワクチンのことを書こうと思って内容を考えていたら時間が経ってしまい、本日になってしまいました(笑)。
本日は祝日、「文化の日」ということで、文化の日について書こうと思います。

日本の祝日は年間で15日あり、祝日にはそれぞれ主旨があります。
文化の日の主旨は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」とあります(国民の祝日に関する法律第二条)。
「自由と平和を愛す」と「文化をすすめる」のがどう繋がっているのか謎ですが(笑)、官僚が作った文章というのはだいたいこういった血の通っていない、機械的なものが多いです。
だから悪いとかそういうことを言いたいわけではありませんが、私たち国民にしてみれば感情移入しづらい文章であるのは間違いないと思います。

さて、みなさんはこの文化の日が、もともとは違う名前であったのはご存知でしょうか?

明治6年(1873年)から明治44年(1911年)まで、11月3日は「天長節」という名前の祝日でした。
「天長節」と聞いて分かった方はかなりの物知りかお年を召した方かどちらかだと思いますが(笑)、そうです、昨日は明治天皇のお誕生日でありました。
「天長節」というのは昔の天皇誕生日の名前であります。「天長地久」という老子の言葉が由来で、天皇陛下が天地とともに長く久しくお健やかでいらっしゃいますように、また物事が永遠に続きますようにとの願いを込められ付けられました。
ちなみに皇后陛下のお誕生日も「地久節」といい、戦前は皇后陛下のお誕生日をお祝いする祝日でしたが、現在は平日となっております。

天皇のお誕生日である以上、不敬ではありますが天皇が崩御(お亡くなりになること)されると日にちが変わります。明治天皇が崩御され時代が明治から昭和に移り変わると、天長節は4月29日に変わります。これはもうお分かりですね。そうです、「昭和の日」です(旧・みどりの日)。
昭和の日に関してはまた別の機会に書くとして、そうして11月3日は祝日から平日になってしまいました。

しかし、ここで国民が立ち上がりました。
「明治天皇のご偉業を永遠に伝えていくためにも、11月3日を祝日にしたい」と求める運動が展開されたのです
崩御直後の新聞には11月3日をどのように保存して行くべきか、アンケートを実施しているほどで(『国民新聞』大正元年8月13日~27日「11月3日を如何に保存すべき乎」)、この中で圧倒的に多かったのが「明治節」の名称でありました。
大正14年に行われた請願運動では2万名の署名が集まり議会に提出、満場一致で可決され、そうして多くの国民の願いによって11月3日は昭和2年(1927年)、「明治節」という名前で晴れて祝日となったのです。
以来、明治節は国家の大切な行事とされていました。

それは明治維新という日本の2,000年以上続く長い歴史の中でも、最も大きな時代の転換期と言っても過言ではない江戸から明治へと時代が大きく動く中、まさに先頭に立って日本を引っ張り、当時は後進国であった日本を世界の大国と肩を並べるくらいの一等国にまで押し上げたのは、やはり明治天皇の力が大きかったのは言うまでもありません。
明治天皇がどれほど国民から慕われ、尊敬され、愛されていたか。また当時の国民にとって明治天皇がどれほど大事な存在であったのか。こういった署名運動が全国で沸き起こったことをみてもよく分かるのではないかと思います。
それだけ明治天皇に対する国民の想いは深く、後世にその記憶を語り継ぎたい、残したいという想いが強かったのではないでしょうか。

そんな国民の明治天皇を想う気持ちで作った「明治節」が、現在の「文化の日」になります。
「文化の日」と聞いて、明治天皇のお誕生日と連想できる方は、一体どのくらいいるでしょうか。
はっきり言って、ほとんどいないと思います。私も勉強して初めて知りました。

戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の強い意向により作られた日本国憲法にちなんで昭和23年(1948年)7月、「国民の祝日に関する法律」により、もともとの意味とは程遠い名前に変えさせられてしまいました。

祝日や記念日は非常に大事なものであります。
先人たちが当時、どういった想いでいたのか。どういった想いを後世に残そうとしたのか。私たちはそれを知る必要があると思います。いや、それを知るだけではなくその想いを引継ぎ、後世に伝え残していくべきだと思います。
それが今を生きる私たちの責務ではないでしょうか。