2014年12月10日水曜日

予防接種・インフルエンザ④

最近、嬉しいことがありました。
ふと思い立って、少し前に「学校給食から牛乳がなくなるかも?」と問題になったニュースを調べてみました。すると…なんと、

当ブログが検索エンジンに引っかかっているじゃありませんか!

閲覧数も何気に1,000を軽く超えてて、実は読んでくれてる人がいるんだ!と感動しました。
(ちなみに、「給食、牛乳」で出ます。)
YAHOO!ニュースによると、「牛乳なし給食」を全小中学校で試行中の新潟県三条市に反響のメールが457件寄せられ、このうち賛成意見は9割超の428件に上ったらしいです。
正しい知識や情報を広め、1人でも多くの人が健康になって欲しい…それが主目的の1つなので、どんどん読んでくれる人が増えてくれると嬉しいですね。

その分、更新のプレッシャーがかかりますが。。。(笑)

と、いうことで予防接種の続きになります。


予防接種の副作用

予防接種のワクチンは細菌を増やしたりウイルスを細胞の中で増殖させたりして作るため、「生物学的製剤」といわれます。

どんなに「安全」と言われているものでも必ず副作用があります。
有害とまでは言えない現象が大半ですが、あきらかに有害で、時に死亡したり重い後遺症を残すこともあるのがワクチンです。
副作用は人間の体質だけによって起きるのではなく、ワクチンそのものに本質的につきまとうもののほか、添加物の影響もあります。

日本のワクチンは審査基準の甘さから外国で発売中止になったこともあり、頻度も少ないとは言えません。
またHIVの血液製剤の時を思い出してもらえれば分かると思いますが、厚労省は副作用を明らかに隠し欠陥のある製剤の回収もきちんとしていません。

ワクチンは薬事法で「劇薬」指定を受けているものです。


<重篤なもの>

○ショック、アナフィラキシー様症状
 まれに起こることがあり、そのほとんどは接種後30分以内に生じます。じんましん、呼吸困難、血管浮腫など。

○様々な神経疾患と自己免疫疾患
(例)ギランバレー症候群
 運動神経の障害のため急に手足に力が入らなくなる病気で、手足のしびれ感もしばしば伴います。多くの場合ウイルス感染後1~2週して症状が始まり、2~4週以内にピークを迎え、その後は改善していきます。症状の程度はさまざまですが、最も症状のひどい場合には寝たきりになったり呼吸ができなくなることもあります。
(例)急性散在性脳脊髄炎(ADEM)
 ウイルス感染後やワクチン接種後に生じるアレルギー性の脳脊髄炎です。感染後あるいはワクチン接種後、数日~週後多くは週後に急に発症し、病変部位により症状は様々ですが初期症状として髄膜刺激症状頭痛、悪心、嘔吐、項部硬直、発熱、Kernig徴候などを認めやすく、通常の脳炎型では髄膜刺激症状以外に、意識障害、痙攣、片麻痺、失語、脳神経麻痺、小脳症状眼振、小脳失調などなどがみられます。

○けいれん

○肝機能障害

○黄疸

○ぜんそく

○アレルギーとアトピー性皮膚炎

○関節炎

○自閉症

○がん

○糖尿病(乳幼児、児童)

○腎臓の病気

○流産

○乳幼児にプロトンポンプ阻害薬(様々な副作用があります)の投与が必要となってしまう胃酸の逆流

○乳幼児突然死症候群(SIDS)
「乳幼児突然死症候群はワクチンの接種が始まる以前の時代には非常にまれであり、統計にすら出ていなかった。しかし、子供の死亡に備えるはずのワクチン予防接種が大衆に広がるにつれて乳児の突然死の数が上昇し始めた」  ハリス・クールター


<その他>

○過敏症
 まれに接種直後から数日中に発疹、じんましん、紅斑、掻痒(かゆみ)などがあらわれることがあります。

○全身症状
 発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、などがあらわれることがありますが、通常であれば2~3日で焼失します。

○出血性障害、血液凝固、心臓発作、肺血症

○耳感染

○失神

○透析を必要とする腎機能障害

○発作、てんかん

○突然死

○入院を要すると診断される多くの症状

自閉症の研究、治療団体ジェネレーション・レスキューは、カリフォルニア州とオレゴン州で子供を持つ親を対象にワクチンの接種/未接種を比較する調査を行いました。
対象となった子供は17,674人で、結果は以下の通りです。
○ワクチンを接種した子供のぜんそく罹患率は120%増。
○ワクチンを接種した男児のADHD罹患率は317%増。
○ワクチンを接種した男児の神経疾患罹患率は185%増。
○ワクチンを接種した男児の自閉症罹患率は146%増。
※女児は調査対象の20%だけだったため、しっかりした数字はでていません。


上記に載せた副作用は、“Vaccines:Get the Full Story”というレポートを取り上げたNatural Newsのスクープ記事からの転用で、アメリカの権威ある良識派の医師や学者たちが83名も署名しています。
ワクチンと関係があることが立証されている病気、もしくはワクチンの副作用として知られているもので医学で立証済みのものです。
一部は医薬品添付文書にも記載されています。

「毎日のように新たな親たちが電話をしてくる。健康だった赤ちゃん、子供、10代の大抵は男の子が予防接種を受けたあと、いきなりもしくはじわじわと自閉症あるいは他の思考障害に陥るという同様の悲劇を親たちは語る」  希望プロジェクト(アイルランド)

「医療上の権威はウソをつき続けている。ワクチン接種は免疫システムに大きな損傷を与えてきた。実際ワクチンは多くの病気を招いてきた。我々の遺伝子コードはワクチン接種によって変化を生じている」  Guylaine Lanctot M.D.


2014年12月3日水曜日

予防接種・インフルエンザ③

みなさん、こんばんは!
しばらくブログを更新するのをサボっていたら、もう12月になっちゃいましたね(別にそれが原因ではありませんが…笑)

本日はとても風が強く、空気が冷たくて寒いです…こんな日は温かい鍋でも囲みたいものですね。
まぁ、今夜の晩御飯は昨日作ったカレーの2日目ですが(笑)。

と、いうことで(どんなわけでしょうか?)、本日のエントリーになります。
インフルエンザの予防接種シリーズ第3弾になりますが、だんだん内容が濃くなってきました。
ショックを受けて寝込まないように少しずつお読みください。


ワクチンの成分

○チメロサール(水銀系保存料)
アナフィラキシー、および接種部が腫れたり赤くなったりする副作用に加え、神経発達障害との関連性が疑われており、現在ほとんどのワクチンで使われなくなっています。
水銀は人体、特に脳に重大な損傷をもたらすことは水俣病の例にもあるように、科学的な事実となります。特に乳児にとっては許容量の400倍を超える量がワクチンの中に入っており、1980年代後半から急速に増えた自閉症の原因とも言われています。
その他、ADHD、ぜんそく、アレルギー、糖尿病にも関与しているとも言われています。

○牛や豚のゼラチン
アナフィラキシーを起こすことが分かっています。

○アルミニウム塩
認知症との関連が疑われています。
また骨、骨髄、脳の変性を起こす可能性が指摘されています。

○人血清アルブミン
ゼラチンに代わって使われているものがあるが、アレルギーを起こす可能性があり、使われなくなってきている。

○抗生物質
アレルギーや血液障害を起こす可能性があります。

○スクワレン
注射から体に入ると免疫過剰状態になり、体中の油分が破壊されてしまいます。脳が破壊されたり全身性の症状が起き、最悪、死に至るケースもあります。

○ホルムアルデヒド(防腐剤)
発がん性物質として知られている物質です。

○ポリソルベート80
スのネズミで不妊症、オスのネズミで睾丸の委縮を引き起こすことが分かっています。

○ワクチンの材料である動物細胞の培養で生じた細菌や、野生のウイルス。
インフルエンザワクチンの中には鶏白血病ウイルスが入っています。

○猿、犬の腎臓、鶏、牛、人間の細胞

○グルタミン酸ナトリウム(MSG)
吸引タイプのインフルエンザワクチンに入っています。代謝異常(糖尿病)、発作、その他の神経障害を引き起こすことが分かっています。


以上が主なものになります。
こういったものが中に入っているものがワクチンであると分かった上で、自分、もしくは家族に必要かどうかを判断し、予防接種を受けていただければと思います。
予防接種が健康を保つために本当に必要かどうか、考えていただければ幸いです。

2014年11月12日水曜日

予防接種・インフルエンザ②

みなさん、おはようございます。

昨日は急に気温が下がって1日寒かったですね。
夜、私は仕事が終わって家に帰ってから人生初となる料理をしました。
何を作ったかというと…豚汁です!(わざわざ溜めるようなものでもない)
見た目はともかく(笑)、初めてにしてはなかなか美味しく作れました。
野菜もたくさん食べれますし、寒い夜にはたまらないですよね。
ちなみに、最低でも1週間は食べ続けると思います(笑)。

では、本日のエントリーになります。
本日もインフルエンザの予防接種について書こうと思います。
前回のブログにおいて、予防接種の効果について疑問がある、というお話をしましたが、今回もその続きになります。


定期予防接種から外されたワクチン

実はインフルエンザワクチンは、過去に予防効果がないとして定期予防接種から外されたワクチンであることをみなさんはご存知でしょうか?
科学的な検証がないままに1948年から46年間の長きにわたり実施され、毎年3,000万人に接種し続けていましたが、全く有効性がないことが判明。以後全国的なボイコット運動により1994年、遂に中止せざるを得なくなったのです。

その後もなんとインフルエンザワクチンの効果を証明する研究結果はありません。
日本は世界で唯一、公的にインフルエンザワクチンの効果がないことを証明した国であるということです。

1980年から1986年にかけて行われた前橋医師会の調査によると、児童のワクチン接種率が90%以上の群馬県高崎市と接種率がほぼ0%の群馬県前橋市とでは、インフルエンザの罹患率はほとんど変わらなかったという結果がでたそうです。
その他にも研究者のデータがありますが、ワクチンの有効性を証明する研究結果はありませんでした。
それ以降、全国的にインフルエンザワクチンへの反対運動が高まり、遂に1994年の予防接種法の改正により定期予防接種から外されたのです。

アメリカでも良識ある医師がインフルエンザワクチンの効果について何人か告発しています。
元・合衆国薬剤管理科 ワクチン管理部門主任だったドクターJ アンソニー・モリスは、
「これまでに開発されたインフルエンザのワクチンがインフルエンザの攻撃を阻止したり、苦痛を和らげることに効力があるという証拠は何もない。
ワクチン製造業者はワクチンが無駄なことを知っているが、とにかく売り続けているのだ」
「ワクチン接種による免疫化は害があるだけで効果は全くないということを示す証拠はたくさんある」
と語っていますし、ドクター ハドウィンは
「私はかつてジェンナーやパスツール、ワクチンの効果を信じていた。しかし熟考の末見解を変えた」
と語っています。


みなさんも、一度予防接種について考え直してみてはいかがでしょうか?

2014年11月10日月曜日

予防接種・インフルエンザ①

みなさん、こんにちは!
そろそろ予告通り(笑)、予防接種について書いていこうと思います。
エボラ出血熱もそうですが、これからはなんといってもインフルエンザが流行る季節です。
「毎年、予防接種を受けてます」という方も多いのではないでしょうか。
受ける、受けないはもちろん個人の考え、個人の自由で良いと思いますが、では予防接種について正しく理解し、ちゃんと納得した上で受けている方はどれだけいるでしょうか。おそらく、「周りがみんな受けているからなんとなく」「医師に勧められたから」という感じで自分の意思ではなく周りの意見や雰囲気に流されて受けている方も多いのではないかと思います。
メリットやデメリット、リスクをきちんと把握した上で予防接種を受けた方が良いのかを考え、受けるか受けないかを判断していくことが大事になります。

ということで、今回からその判断材料となる情報をお伝えしていければと思います。


予防接種の効果は?

厚生労働省が監修している医師向けの予防接種ガイドラインによると、
「インフルエンザワクチンに含まれるウイルス株は、インフルエンザの流行状況を考え毎年決定される。ワクチンと流行株の抗原構造が一致すると予防効果がある
と書いてありました。
つまり、裏を返せば予防接種で受けたワクチンの型とインフルエンザウイルスの型が一致しなければ効果がないということになります。
これでは博打と一緒です。

ちなみにワクチン株はWHO国際会議で流行候補株が決定されます。
しかし決められると言っても型は各国バラバラで、その決定が正しかったかどうかは不明になります。
さらに現実には、製造が難しいか簡単かでその年の型が決まるご都合主義が横行しているため、全く当てになりません。


では、平成13年11月~15年9月に改編された現在の公式ガイドライン、「インフルエンザ予防接種ガイドライン」をみてみましょう。
「インフルエンザは毎冬流行するが、病原ウイルスは少しずつ抗原性を変えることが多く、ワクチンも毎年これに対応する株が選定されている。また、ワクチンが十分な効果を維持する期間は接種後約2週間後から5ヶ月とされており、これらの理由によりワクチン接種は毎年、該当シーズン用(次期冬季用)のワクチンを、流行が予想される時期とワクチンの有効期間が一致するように行う必要がある。したがって、インフルエンザの予防接種は、過去の発生状況から考えて、一般的に10月下旬より12月中旬頃に行われるのが望ましい」
と書いてあります。
先程も書きましたが、「株が一致すれば効果がある」と一般的に言われていますが、現実には「一致する」とは明確には書かれていません。
さらに、型が一致したとしてもウイルスの変化にワクチン株はついていけていないのが現実です。インフルエンザウイルスの変異スピードは驚異的で、ウイルスの1年は人間の100万年とも言われています。1シーズンでも型は変わってしまうため、ワクチンはそのウイルスの変異に全く追いついていけていないのです。
つまり、はっきり申しましても「一致するように行う必要がある」というのは単なる希望でしかないのです。

こういった現実を、おそらく厚生労働省は知っているのでしょう。だからこそ研究により有効性がないことが分かっている乳幼児には「おすすめできるものではない」とはっきり認めていますし、インフルエンザの予防接種は高齢者以外は定期接種の対象になっていないのだと思います。
厚生労働省の親向けのパンフレット「予防接種と子どもの健康」が2006年3月に大幅に改訂されましたが、それを見ると厚生労働省の「監修」が消えていることに気づきます。これは明らかな責任逃れです。
また、以前にも増して「保護者の責任」を強調しています。たしかに受けるか受けないかを判断するのは親である以上、責任が親にあることはもちろんですが、毎冬ワクチン接種によるインフルエンザ対策を呼び掛けていながら親に責任を押し付ける姿は、はっきり言ってナンセンスだと思います。

厚生科学研究班として2004年度から3年間にかけて行われた「乳幼児に対するインフルエンザワクチンの効果に関する研究」では全国7地域、乳幼児約3,000名に対して比較研究し、なんとか有効性を捻出するべくデータを操作しています。
たとえばインフルエンザにかかったとする基準を「39℃以上の発熱」と恣意的に設定していたり、ワクチン接種群の年齢が有意に高かったり(年齢が高いと高熱になりにくい)もともと扁桃炎が少なかったり(同じく高熱になりにくい)と、厳密な比較研究ができたものではありません。
それでも有効とされたのは7地域のうち2地域だけ、それもワクチン未接種群でインフルエンザにかかったのが23%だったのに対しワクチン接種群が18%と、たった5%下がっただけという結果でした。
つまり、18人に接種してやっと1人に効果が出る、といった程度のワクチンで、改めてワクチンが無効であるといったことを逆に証明してしまった研究となりました。
この結果を受けて小児科学会も積極的な接種は勧めていません。

そもそもインフルエンザにかからないよう予防したいのならば、予防接種に頼るのではなく、かからないような健康な体作りに普段から務める方が数段効果があるし、重要であると私は思います。
みなさんも考えてみてください。

2014年11月4日火曜日

文化の日

みなさん、こんにちは!
三連休の最終日はいかがお過ごしでしょうか?
本日もいいお天気ですので、遊びに行ったりしている方も多いのではないでしょうか?
ちなみに私は祝日に関係無く仕事でございます(笑)。

さて、ワクチンのことを書こうと思って内容を考えていたら時間が経ってしまい、本日になってしまいました(笑)。
本日は祝日、「文化の日」ということで、文化の日について書こうと思います。

日本の祝日は年間で15日あり、祝日にはそれぞれ主旨があります。
文化の日の主旨は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」とあります(国民の祝日に関する法律第二条)。
「自由と平和を愛す」と「文化をすすめる」のがどう繋がっているのか謎ですが(笑)、官僚が作った文章というのはだいたいこういった血の通っていない、機械的なものが多いです。
だから悪いとかそういうことを言いたいわけではありませんが、私たち国民にしてみれば感情移入しづらい文章であるのは間違いないと思います。

さて、みなさんはこの文化の日が、もともとは違う名前であったのはご存知でしょうか?

明治6年(1873年)から明治44年(1911年)まで、11月3日は「天長節」という名前の祝日でした。
「天長節」と聞いて分かった方はかなりの物知りかお年を召した方かどちらかだと思いますが(笑)、そうです、昨日は明治天皇のお誕生日でありました。
「天長節」というのは昔の天皇誕生日の名前であります。「天長地久」という老子の言葉が由来で、天皇陛下が天地とともに長く久しくお健やかでいらっしゃいますように、また物事が永遠に続きますようにとの願いを込められ付けられました。
ちなみに皇后陛下のお誕生日も「地久節」といい、戦前は皇后陛下のお誕生日をお祝いする祝日でしたが、現在は平日となっております。

天皇のお誕生日である以上、不敬ではありますが天皇が崩御(お亡くなりになること)されると日にちが変わります。明治天皇が崩御され時代が明治から昭和に移り変わると、天長節は4月29日に変わります。これはもうお分かりですね。そうです、「昭和の日」です(旧・みどりの日)。
昭和の日に関してはまた別の機会に書くとして、そうして11月3日は祝日から平日になってしまいました。

しかし、ここで国民が立ち上がりました。
「明治天皇のご偉業を永遠に伝えていくためにも、11月3日を祝日にしたい」と求める運動が展開されたのです
崩御直後の新聞には11月3日をどのように保存して行くべきか、アンケートを実施しているほどで(『国民新聞』大正元年8月13日~27日「11月3日を如何に保存すべき乎」)、この中で圧倒的に多かったのが「明治節」の名称でありました。
大正14年に行われた請願運動では2万名の署名が集まり議会に提出、満場一致で可決され、そうして多くの国民の願いによって11月3日は昭和2年(1927年)、「明治節」という名前で晴れて祝日となったのです。
以来、明治節は国家の大切な行事とされていました。

それは明治維新という日本の2,000年以上続く長い歴史の中でも、最も大きな時代の転換期と言っても過言ではない江戸から明治へと時代が大きく動く中、まさに先頭に立って日本を引っ張り、当時は後進国であった日本を世界の大国と肩を並べるくらいの一等国にまで押し上げたのは、やはり明治天皇の力が大きかったのは言うまでもありません。
明治天皇がどれほど国民から慕われ、尊敬され、愛されていたか。また当時の国民にとって明治天皇がどれほど大事な存在であったのか。こういった署名運動が全国で沸き起こったことをみてもよく分かるのではないかと思います。
それだけ明治天皇に対する国民の想いは深く、後世にその記憶を語り継ぎたい、残したいという想いが強かったのではないでしょうか。

そんな国民の明治天皇を想う気持ちで作った「明治節」が、現在の「文化の日」になります。
「文化の日」と聞いて、明治天皇のお誕生日と連想できる方は、一体どのくらいいるでしょうか。
はっきり言って、ほとんどいないと思います。私も勉強して初めて知りました。

戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の強い意向により作られた日本国憲法にちなんで昭和23年(1948年)7月、「国民の祝日に関する法律」により、もともとの意味とは程遠い名前に変えさせられてしまいました。

祝日や記念日は非常に大事なものであります。
先人たちが当時、どういった想いでいたのか。どういった想いを後世に残そうとしたのか。私たちはそれを知る必要があると思います。いや、それを知るだけではなくその想いを引継ぎ、後世に伝え残していくべきだと思います。
それが今を生きる私たちの責務ではないでしょうか。



2014年10月28日火曜日

薬と予防接種

みなさん、こんにちは!
今日から寒くなると言っていましたが、意外と寒くなりませんでしたね。寒がりの私としては喜ばしい限りです(笑)

エボラ出血熱の騒ぎがなかなか鎮まりませんね。日本国内でも、その対策に動きがありました。

エボラ出血熱:対策協議の閣僚会議、28日に開催

毎日新聞 2014年10月27日 23時36分(最終更新 10月28日 07時35分)
 政府は27日、猛威を振るうエボラ出血熱対策を協議する関係閣僚会議を28日午前に開くと発表した。西アフリカのリベリアから羽田空港に到着した発熱症状を持つ男性について、28日未明にも判明する検査結果を踏まえ、今後の対応を検討する見通しだ。
 安倍晋三首相はこれに先立ち27日、塩崎恭久厚生労働相と首相官邸で会談し、「何がいつどこで起きるかわからない。危機対応は盤石のものにするように」と指示した。【松本晃】


上記で紹介されている男性の方は陰性だったそうです。今朝、厚労省から発表がありました。無事で何よりです。ホッとした方も多いのではないでしょうか。
たしかに、これだけ世界中で騒がれていたら何かしらの対策はした方が良いのでは、と思う方も多いですよね?ということで、こんなニュースを2本。
富士フイルム、米ワクチン会社買収…事業参入へ
YOMIURI ONLINE 2014年10月28日 09時28分

 富士フイルムは27日、米新興医薬品メーカーのケイロン・バイオセラピューティクスを買収し、ワクチン事業に参入すると発表した。
 ケイロンは高度なワクチン製造技術を持つ。新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)や、細菌やウイルスを使ったバイオテロの発生時に医薬品を供給する拠点として、米政府から指定されている。両社は12月中に買収手続きを終えることで合意した。買収額は公表していない。
 ケイロンは、ワクチンの受託製造を行う米テキサス州の大学発ベンチャーだ。鶏卵ではなく動物細胞で培養したワクチンを製造するなどのバイオ医薬品技術に優れ、新型インフルエンザなどのワクチンを生産することができる。エボラ出血のワクチン生産も検討する。


富士フイルム:米製薬会社買収 エボラ出血熱ワクチン評価
毎日新聞 2014年10月27日 12時32分(最終更新 10月28日 08時10分)

 富士フィルム(東京)は27日、医薬品事業強化の一環で、ワクチンを受託製造する米ケイロン・バイオセラピューティクス(テキサス州)を買収すると発表した。新型インフルエンザやエボラ出血熱などの危険な感染症を予防するワクチンの製造技術や最先端設備を評価した。
 富士フィルムでは、グループ会社の富山化学工業(東京)が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン(一般名・ファビピラビル)」が、エボラ出血熱の患者に投与されている。(共同)
 富士フィルムは数十億円を投じ、ケイロン社の持ち分の49%を年内に取得し、取締役の過半数を送り込む。将来的には持ち分比率を100%に引き上げる。


一見すると「これで良いワクチンが開発されれば日本国内は盤石だ!」と純粋に思った方も多いと思います。「新型含めインフルエンザはこれから流行る季節だし、これでエボラ出血熱のワクチンまで開発されれば安心」本当にそうでしょうか?

米政府から指定されているような高度な技術を持っている会社が買収されるとは、私には到底考えられません。何より国内をいつテロに襲われるか分からない危険を抱えている米政府が、簡単に手放すものでしょうか。
というか、謎なのが「インフルエンザ治療薬がなぜにエボラ出血熱の患者に投与されているのか?」です。

記事によると、富士フィルムが買収を決めたのはワクチン製造の技術を評価したからが理由のようです。
実は、この3日前にこういった政治の動きがありました。


エボラ出血熱:未承認薬使用を許容…日本国内での対応協議
毎日新聞 2014年10月24日 23時58分(最終更新 10月25日 00時18分)

 エボラ出血熱の感染が拡大しているのを受け、厚生労働省は24日、患者を国内で治療する際の医療態勢や治療方法を検討する専門家会議を初めて開催した。エボラ熱の治療法が確立していない現状では未承認薬の使用も許容されるとの見解をまとめ、富山化学工業(東京都新宿区)の「ファビピラビル」(商品名「アビガン」)の使用を認めることで合意した。
 アビガンは新型インフルエンザの治療薬として今年3月に承認されている。重い副作用が出る危険性もあるが、エボラ熱に対してマウスの実験で有効性を示すデータがあるという。海外でこれまで4人の患者に投与され、他の未承認薬とあわせて投与された2人の症状が改善している。

 ◇厚労省の専門家会議で合意
 未承認薬には他にもエボラ熱の治療に使用されたものが複数あるが、現在、国内で入手可能な薬はアビガンだけという。アビガンは国内に2万人分の備蓄がある。
 専門家会議は、国内で感染した患者が確認された場合に医療機関に助言するための組織として厚労省が設置した。西アフリカ・リベリアで治療経験のある国立国際医療研究センターの医師ら6人が参加している。
 この日の会議では、未承認薬の使用は患者や家族への同意が必要との指摘や、流行国で実施されている血清療法は日本では困難との見解も示された。【桐野耕一】


もうお分かりですよね?整理してみると、
エボラ出血熱に対する未承認薬(富山化学工業「アビガン」)の使用が許容

富士フィルムが米ケイロン・バイオセラピューティクスを買収
という流れになります。要するに、日本国内をエボラ出血熱、更にはこれから流行るであろうインフルエンザの恐怖で煽り、治療薬とワクチンの両方を売り込もうという算段である可能性が高いということです。
そこには間違いなくアメリカがバックについています。

さきほど「謎なのがインフルエンザ治療薬がなぜエボラ出血熱の患者さんに投与されているのか」と書きましたが、答えは簡単です。単に売りたいからです。
マウスの実験で有効性を示すデータがあったとしても、それが人間にも有効である保証はどこにもありません。ましてや、そのデータそのものが改ざんされている可能性もあります(最近バレてきましたよね?)
さらに海外で4人に投与されて改善しているといっても、他の未承認薬と合わせての結果ではどの薬が効いたのか分かりません。
これで重い副作用が出る危険性があると分かっているのにも関わらず投与する。私には理解ができません。

医療は政治と特に結びつきが強い分野になります。なので、特にアメリカの意向に沿った形で医療は変化していきます。ワクチンなどはその最たる例です。
私は基本的に薬やワクチンの使用に関して反対の立場をとっています。理由は簡単です。副作用や悪化するリスクを負うわりに効果が疑問だからです。
それだったら人間に本来備わっている自然治癒力や免疫力を高め、そういったものに頼らなくても平気な体作りを普段からしていきましょう、というのが私の主張になります。

ということで、次回からは具体的に「なぜワクチンがダメなのか」について書いていこうと思います。

2014年10月22日水曜日

食生活・牛乳⑥

 さて、本日で長かった牛乳シリーズも完結篇になります。
最後は牛乳に関する最も闇の部分について少し書こうと思います。
こういった話を聞くとよく「陰謀論」などと言う人がいますが、これは陰謀などではなく表に出ているれっきとした事実です。



 1974年、ニューヨークタイムズ紙に「連邦取引委員会、牛乳の広告キャンペーンを詐欺的商行為と判断」とする記事が載りました。
同年、連邦取引委員会は酪農・乳業界に対し処置、カリフォルニア牛乳生産者諮問委員会と広告代理店のカニンガム・アンド・ウォルシュにクレームをつけ、宣伝活動を「欺瞞に満ちた、誤解を招く不正な広告である」と非難した。
 元の発端はこうです。カリフォルニアのオレゴン・ワシントン酪農家組合がテレビ、ラジオ、新聞を使い「牛乳はみんなに必要です」というキャッチフレーズのもと、営業攻勢にうって出てきました。それも当時、有名だった方を何人も起用してのことです。そして「牛乳はみんなに必要」とのフレーズにクレームが来ると、今度はその対策として「牛乳はみんなのための‟何か”が入っています」という言葉に変えました。その、みんなのための”何か”が一体なんであるのか、また体に良い物なのかどうか、それらについては一切説明していません。
 この時の宣伝費用は当たり前の話、牛乳の価格に上乗せされます。つまり、生産者は宣伝費用を支払い、消費者は牛乳の代金を支払う、といった構図になっているわけです。

 酪農・乳牛界は連邦政府と提携して販売促進活動を展開しています。たとえばアメリカ農務省が発行している「家族の食事の中の牛乳」は、「牛乳は家族全員に毎日必要な基本食品です」という一文から始まります。その印刷はアメリカ政府の印刷局が担当し、ということはその費用をまかなっているのは納税者、ということになります。

 全米酪農乳業協会は、牛乳の効用を疑問視する人物や団体の言動をチェックするために設置されました。60人からなる役員会によって運営され、その構成は生産者や加工業者や流通業者、酪農家向け備品の製造業者と卸売商です。ニュースを配信する業者と契約を結び情報を収集、牛乳に意義を唱える国内の動きを監視しています。

 小児科学・精神医学が専門のエレン・マッケンジー医師は、「しょせん、お金がものを言う世の中です。テレビのディレクターが牛乳貧血について番組の中で言及することは許されません。なんといっても、乳業メーカーは巨額の広告料を払ってくれるスポンサーなんですから」と語ります。
「テレビのコマーシャルでは『牛乳はみんなに必要です』と主張しています。『自然が与えてくれる最も完全に近い食品』と称賛されてきたので、医師は牛乳がバランスの取れた食事にとって代わる適切な食品だと思い込んでしまっています」と嘆いています。

 牛乳の健康効果を強調する研究を乳業業界が販売促進のために研究機関に資金提供して依頼、第3者による客観的検証が行われていないため信憑性に乏しいのが現実となっています。



 いかがでしょうか。「でも、これは全部アメリカの話じゃないか。日本は違うだろう」と思った方もいるかもしれません。たしかに、100%一緒ではありません。
しかし、現実に日本でも牛乳が売られ、宣伝され、勧められてきました。厚労省も保健所も医師も学校でも、「牛乳は体にいい」と教えられてきました。これのどこが違うのでしょうか。
 日本は基本的に、アメリカに”右へならえ”の国です。アメリカが良いと言えばそれにならい、「こうしろ」と言われればそれに従ってきました。その結果が今日の日本です。

 そろそろ、何でもかんでもアメリカの後をついていくような生き方はやめにしませんか?
もちろん良いものを取り入れることは大いに結構だと思います。それはむしろ素晴らしいことですし、外国の文化を取り入れ日本に合うようにアレンジし自分たちのものとするところは日本の強みでもあります。
しかし、悪い所までマネする必要は当然ありません。

 本当の意味で自立した一人前の国家として、自国のために最適な判断ができる国であるよう、私たち国民一人一人がきちんとした知識を身につけ、声を上げていくことが大事になっていきます。
そのために私は今後も少しずついろいろな情報を発信していきたいと思います。

2014年10月21日火曜日

食生活・牛乳⑤

 今日はあいにくの天気となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
雨が降ると「嫌だなぁ~」「最悪~」などと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

 日本の年間降雨量は、世界平均の約2倍にあたる1,718mm。ただし、狭い国土に人口が多いため1人あたりの降雨量は世界平均の約1/4になります。
それをどう捉えるかはその人次第ですが……でも、大事なことは雨が降る、雨が多いということに感謝するということです。

 日本は地政学的に雨が集中しやすい位置に存在する国なのだそうです。そのおかげで日本は水不足で困ることは少なく、農作物も育てやすい環境にあります。上下水道もきちんと整備されているため蛇口を少し捻れば水が飲め、水を使え、トイレも綺麗に清潔に使うことができます。お風呂だって毎日入れます。
もちろん水道管の老朽化や塩素消毒による事故や健康被害など、問題がないわけではありません。でもこうやって普通に水が使える国は世界でも限られています。水がそのまま飲める国といったら日本を含めてわずか数か国しかありません。

 普段、何気なく水を使っていると当たり前になってしまい水のありがたさを忘れがちになってしまいますが、感謝の気持ちは忘れずにいたいですね。

 ということで、本日の投稿になります。まずは牛乳のまとめから。



<牛乳に含まれる、体に悪いと思われる成分>

○乳糖 ⇒ 世界中の人々の大半に有害な症状を引き起こす成分。
○たんぱく質 ⇒ 多くの乳幼児にアレルギーをもたらす成分。
○乳脂肪 ⇒ すべての成人にとって懸念材料。



 これまでの内容で、基本的に牛乳が体に悪いということは分かっていただけたかなと思います。
「そんなこと言っても、赤ちゃんの時はミルクで育てるじゃないか!」たしかにそうですが、前も申し上げたとおり昔の日本には牛乳も乳製品もありませんでした。戦前の日本人のお母さんたちは、みんな母乳のみで赤ちゃんを育てていたのです。

 赤ちゃんの時は母乳を分解する酵素であるラクターゼがあるため、問題はありません。しかし、断乳の頃になるとラクターゼが減ってきてお母さんの母乳を飲めない体になっていきます。だからこそ私たち人間……いや、哺乳動物は親から「自立」できるのです。

事実上、すべての乳児にとって理想の食料となるのは母乳だけになります。
母乳、特に産後の数日間に分泌される初乳には抗体が豊富に含まれていて、そのたんぱく質は病原菌やウイルスなどの生命を脅かす感染症から赤ちゃんを守るのに必要になります。これが感染症に最も冒されやすい時期に免疫を作ってくれるのです。
大腸菌による感染症は完全母乳栄養児には見られずまた新生児室での胃腸炎の大発生は母乳栄養で食い止めることができます。ユーゴスラビアの首都ベオグラードでは、新生児室に入院した1,008人の赤ちゃんを半年間に渡って調査した結果、母乳だけで育てた赤ちゃん883人には胃腸炎は発生せず大腸菌も検出されませんでしたが、人工栄養児125人のうち10人に胃腸炎が発生し全員の便から大腸菌が検出されました。こういったことから、病原菌の繁殖を防げるのは母乳だけだということが分かります。

 乳幼児突然死症候群も、牛乳が関係していると言われます。日本における人口栄養児の死亡率は母乳栄養児の約4.8倍も多く、戦前はなかったが激増している病気の1つです。
1930年代のシカゴで2万人以上の乳児を対象にして行われた研究では、生後9か月の完全栄養児が1.5/1,000人だったのに対し混合栄養児では84.5/1,000人も亡くなっています。ちなみに消化器系の感染症による死亡率は40倍、呼吸器系の感染症による死亡率は120倍も多く、それ以前はアメリカ8つの都市で完全人工栄養児の生後6ヶ月までの死亡率は20倍でした。
チリは収入が増えるにつれて母乳栄養から人工栄養に切り替える傾向にあるのですが、それに比例するように高収入の家庭の方が乳幼児に死亡率が高いとのことです。



 「牛乳が体に悪いのは分かったし、赤ちゃんを育てるには母乳が良いのは分かった。じゃあ大人はどうすればいいんだ?カルシウムは何で摂れば良いんだよ?」
という声が聞こえてきそうですね(笑)。
では最後に、そんな声にお答えして書こうと思います。



 ブロッコリー、キャベツ、蕪などの野菜類、インゲン豆や大豆などの豆類、鰯や鮭などの魚類、牡蠣やアーモンドなど。

牛乳100gの中にカルシウムは110gくらい入っていますが、
○大根の葉っぱ   ⇒ 2倍
○小松菜      ⇒ 1.5倍
○切り干し大根   ⇒ 5倍
○こんぶ       ⇒ 6.5倍
○わかめ      ⇒ 7倍
○ひじき       ⇒ 14倍
○煮干し       ⇒ 22倍
も入っています。

 地上で一番大きい動物はアフリカゾウですが、アフリカゾウの平均体重は約5,000kgになります。ではこの重い、大きな体を支えている太い骨を作り出しているのは何でしょうか。牛乳でしょうか?違いますよね。ゾウは草食動物になりますから、草や木の葉だけを食べてあれだけの大きな体と太い骨を作っているのです。
カルシウム=牛乳、というように子供の頃から刷り込まされているためイメージがないかもしれませんが、実は牛乳よりも野菜や海草などの方がカルシウムが豊富に含まれているのです。ですから昔の日本人は栄養学を知らずとも牛乳がなくとも、味噌汁などで上手にカルシウムを摂っていたのです。

先人たちの知恵、和食の素晴らしさを再確認したところで、本日の投稿を締めくくりたいと思います。

2014年10月20日月曜日

食生活・牛乳④

 昨日は久しぶりに横浜で1日遊びました。
中華街で肉まんなどを食べ歩き、「やっぱり日本人のお店とチャイナのお店じゃ、味も接客も安心感も違うなあ」などと思いつつ(笑)、山下公園と海の見える丘公園で良い景色や綺麗なお花(特に薔薇)に癒され、いい天気で澄み渡った青空を見上げながら芝生にゴロンと寝転んでボーっと過ごす……なんて優雅な、幸せな時間の使い方なんでしょうか。

 いつも時間に追われ、やることを両手にたくさん抱えている現代人は(私も含めて)、意識的に「何も考えず、何もしないでただボーっと一息つく時間」というものを作った方がいいと思います。
でないと、息が詰まりますよね。

 と、いうことで本日のエントリーになります。
私のブログが読みたい気持ちも分かりますが、ほどほどにしてくださいね(笑)。

 前回は牛乳が原因と考えられている貧血、アレルギー、3大疾患(がん、心臓病、心血管疾患)について具体的に書きましたが、今回もその続きで具体的な病名を挙げながら牛乳の危険性について書いていこうと思います。



●関節リウマチ

 1964年、サンフランシスコのウィリアム・ディーマー医師は研究により、「牛乳のたんぱく質が筋骨格の痛みを頻発させている」と指摘。牛乳を排除した食事療法により、初期の関節リウマチ性関節炎を回復させた実績があります。


●虫垂炎

 同医師は「過去、虫垂炎で手術を勧めた患者は5年間で年平均4人だった。だが牛乳を飲まないよう指導してからというもの、最近は5年半で2人、ここ3年に至っては1人もいない」と語っています。


虫歯

 赤ちゃんにミルクを与えて寝かしつけると口の中に残っているミルクが歯を侵食します。睡眠中は唾液の分泌が減るため消化・洗浄されず歯に沈着し酸化、これが口の中に生息する細菌の格好の栄養源となるのです。そして歯垢を作り歯の表面を腐食、虫歯となってしまいます。


白内障

 牛乳や乳製品に含まれるガラクトースが目の水晶体に沈着し、濁るために起きると言われています。


にきび

 ジェローム・フィッシャー博士によると、「プロゲステロンをアンドロゲンに分解、これがニキビの原因となる」と語っており、思春期のにきび患者は多く飲んでいる傾向にあったそうです。そのため、牛乳を飲むのをやめた途端に改善したとのことです。


白血病

 雑誌「ランセット」「サイエンス」によると、「牛白血病の発生率が高い地域は人間の急性リンパ系白血病が統計的に顕著に多い。ウイルス学的、免疫学的な方法で解明する必要がある」と解説されている。


●ネフローゼ症候群

 コロラド大学医学部・マイアミ大学医学部の研究グループによると、ネフローゼ症候群(腎不全から低たんぱく血症を起こし、水腫や慢性腎炎を発症。最悪、死亡することもある)が食事から牛乳を排除しただけでたんぱく尿がすぐに治まり、かなりの改善を見せたとしています。
また、逆に牛乳を与えると1~3日以内にたんぱく尿が再発したとの報告があります。


多発性硬化症

 ミシガン大学のバーナード・アグラノフ博士とデイビット・ゴールドバーグ博士によると、「21か国において病気との様々な因果関係を調べたところ、牛乳の平均消費量とだけ密接な関係があったと発表している。多発性硬化症により亡くなった方2,600人を調査した結果も同じ結論。


その他、精神科系疾患など

 アメリカ・ワシントン州タコマのアレクサンダー・シャクス博士によると、「未成年犯罪者は10倍も多く牛乳を飲んでいて、野菜や果物をあまり食べていない」と指摘しています。

 またクルック医師は、学校で注意欠陥多動症候群などで学習障害を指摘された45人の子供を8カ月に渡って診察したところ、41人が食物アレルギーだったことが判明。アレルギーは平均3種類に対して反応し、28人が牛乳で砂糖も同じくらい、卵や小麦やトウモロコシに対するアレルギーも同様に表れたとしています。これら食物アレルギーを持っている子供たちは、顔色が悪く目の下にクマができ慢性的に鼻づまりを起こしていて、いつも疲れている様子だったと言いますが、この食物アレルギーの可能性のある食品を1~3週間やめさせたところかなり改善したとの報告があります。

 精神科医のH・L・ニューボルド医師によると、「不眠、不安、抑うつは食物によって引き起こされる。中でも、その最も起こしやすい食品は牛乳である」と語っています。夜眠れないため朝なかなか起きられず、日中に過度の眠気を感じ無気力、特に午前中は頭がぼーっとしている……こんな症状で悩んでいる方は牛乳が原因の可能性があります。

 厚生労働省も牛乳の過剰摂取と心の偏りの密接な関係に気づいたのか、平成14年(2002年)度から公立保育園の牛乳給食の量を前年度までの1日平均200mlから80mlに減らしました。つまり、園児と小学1年生とではたった1年しか違わないのに2.5倍も牛乳を飲まされていることになります。しかし、どうして量を減らしたのかという理由に関しては一切説明していません。平成12年(2000年)度に厚生労働省が発表した「健康日本21」によると、成人の牛乳摂取量は乳製品を含めて1日130mlとなっています。成人よりはるかに体の小さい小学1年生の学校給食で200mlもの牛乳を飲ませるのはあまりにも多すぎます。さらに保健所の栄養指導では200~400mlも勧められるケースもあるそうです。


 牛乳による症状はあまりにも種類が多すぎるため、医師や専門家の中でも意見が分かれています。確定診断の方法もなく、因果関係を完全に証明するのは難しいと言えます。
ただ、こういった意見があることや現実問題として症状に表れていることは事実です。
医師や栄養士、厚生労働省なども大人の事情により牛乳を否定しづらいところもあるでしょう。
ですので、これらのことを踏まえた上で総合的に判断し、飲むか飲まないか、判断していただければと思います。

 最後に、以前ある講演で聴かせていただいた食育アドバイザーの大塚貢先生のお話の中から、心に響いたこの言葉をご紹介して本日は締めたいと思います。
「大人は何を食べて病気になろうがそれで死のうが、それは自業自得です。大人は自己責任で構いません。でも子供たちはどうでしょうか。何が良くて何が悪いのかも分からない子供たちに食べさせた食事で何かあったら、一体誰が責任をとるのでしょうか」

食生活・牛乳③

 みなさん、前回のブログは読んでいただけだでしょうか?
飲めば飲むほど骨が弱くなるなんて、もう「がっかりだよ!」って感じですよね……あ、ネタが古かったですね(笑)。

と、いうことで今回も牛乳についての続きになります。内容は……ちょっと怖いかもしれません。



牛乳が引き起こしている可能性のある様々な疾患


●鉄欠乏性貧血

 牛乳に含まれている鉄分は1ℓあたり1mg以下しか入っていません。しかも鉄分は他の成分と結合するため腸管から吸収されにくく、ほとんど血液まで運ばれません。
 一日に推奨されている鉄分の量は、成人女性で10.5mg~11.5mgくらいと言われていますので、牛乳で補おうとすると単純に計算して11~12杯も飲まないといけなくなります。これでは牛乳だけでお腹いっぱいになってしまいますね(笑)。

 アメリカ「責任ある医療のための医師の会(会員約5,000人)では、乳幼児による牛乳を飲む習慣はインスリン依存型糖尿病(小児糖尿病)や貧血と関連があると主張しています。

 さらに牛乳を飲むと胃腸の出血を引き起こすため、元々ほんのわずかしかない鉄分さえも失われてしまいます。よって、鉄分不足に陥ってしまうのです。
 鉄分が不足すると、イライラ、無気力、注意力散漫などの原因にもつながってしまうので、注意が必要です。



●アレルギー

 カナダ・サスカチェワン州で開業しているJ・W・ジェラード医師らによる研究グループによると、「牛乳をヒトの乳児に飲ませると病気を引き起こしやすく、飲み始める時期が早ければ早いほどアレルギーの兆候を示しやすい」とのこと。
 赤ちゃんの4人に1人が、牛乳を与えられてから3回以内に初期症状を起こし、全体のほぼ半数が1週間以内に兆候を示しています。
 また、牛乳を与えられた1歳未満の子供787人中59人、7.5%に兆候が表れ、3か月以内であれば4人に1人に兆候が表れています。
 日本でも、学校給食に牛乳が出るようになり一般に普及し始めてから、アレルギーやアトピーが爆発的に増えているとの指摘もあります。

 牛乳が原因、もしくは関連性が考えられると言われているアレルギー疾患には、持続性・再発性の鼻づまり(ちなみに私も牛乳を止めて治りました)、ぜんそく発作、胸部感染症、湿疹、発疹、嘔吐と下痢、再発性の気管支炎、などがあります。

 さらに乳牛を育てる時にエサとして与える牧草の残留農薬や乳牛を育てる過程で投与される抗生物質(主にペニシリン)の残留により、じんましん、くしゃみ、喘息、発疹などの原因となることがあります。


●3大疾患(がん、心臓病、心血管疾患)

 コレステロール値、アテローム硬化は肉や牛乳、乳製品と直接的な因果関係があると言われています。
アテローム硬化とは悪玉コレステロールが血管壁の内側に溜まり、それを食べようと集まったマクロファージ(白血球の一種)が血管壁の内側に入り込み出られなくなった状態を言います。これがさらに進むと血栓が作られ、細胞への酸素供給ができなくなります。
血液の供給されなくなった細胞は当然死んでしまうため、これが脳に行く血管で起きれば脳卒中、心臓に行く血管で起きれば心筋梗塞となってしまうのです。
 また、食生活とアテローム硬化の因果関係を調べた研究で、すべて「牛乳は人間の飲み物としては不適切である」と裏付け。ちなみにアテローム硬化は他の哺乳動物には見られません。
 普通牛乳には1ℓあたり脂質約35gが入っており、そのうちの約6割が飽和脂肪酸になります。1959年~65年に行われたフィンランドの2つの大学病院の研究では、牛乳の代わりに脱脂乳と大豆油、バターやマーガリンの代わりに多価不飽和脂肪酸が豊富な特殊なマーガリンに変えたところ、コレステロール値が平均で2割近く下がり、男性の心臓病による死亡率も半減した、との報告があります。
アメリカ「責任ある医療の為の医師の会」では、「子供が成長するにつれて牛乳は飽和脂肪酸を含む主な食品となり、厄介な乳脂肪がコレステロール値を上昇させ心臓病リスクを高める」と主張しています。
 1977年2月、アメリカ上院国民栄養問題特別委員会が発表した「アメリカ国民の食事指針」によると、「脂質の摂取を減らすこと。牛乳、乳製品を控える努力をすること」とあります。

 事故死した1,500人の青少年の心血管を解剖して調べたところ、母乳栄養と人工栄養の違いで冠状動脈の早期変化を結論しました。

 大腸がん、乳がん、前立腺がんは、「脂質を現在の平均的な食事から3~4割に減らすべきである」と、1982年の全米調査委員会「食生活、栄養、がん」と題する報告が挙がっています。
厚生労働省の研究班も2008年、「乳製品を多く摂取すると飽和脂肪酸が血中ホルモンの濃度を上げ、前立腺がんのリスクを高める可能性がある」と指摘しています。
海外の膨大なデータを基にしたハーバード大学の2つの研究によると、「男性の前立腺がんのリスクが有意に高く男性のホルモン機能を変化させる性質を持っている。女性は卵巣がんとの関連性もある」としています。
さらに、牛乳の生産効率を高めるために乳牛は出産以後も短期間で人工授精させられています。妊娠中は女性ホルモンの分泌が増加し、さらに母乳の出を良くするため女性ホルモンを投与されているため、搾乳された牛乳にそれら大量の女性ホルモンが含まれます。その影響でホルモンバランスに変調をきたし、近年急増している女性の乳がんや男性の精子の数の減少などの原因となっているとの指摘もあります。

 厚生省は昭和31年(1956年)にこれらの病気を「成人病」と名付けました。つまり、それまで日本にはこれらの病気は少なく「成人病」という名前もありませんでした。しかし、それ以後も減るどころかむしろ増え続け、あげく子供にも「成人病」が見られるようになり、そのため厚生労働省は平成8年(1996年)、「生活習慣病」と名前を改めました。
これがどういことか。厚生労働省がこれらの病気に対して「原因は生活習慣にある」と認めたということです。
逆に言えば生活習慣、特に食事に関してちょっと気をつければ防げるということです。
ですので、正しい知識と情報を身に着け、自分の健康は自分で守れるようにしていきましょう。

2014年10月18日土曜日

食生活・牛乳②

 昨日は夕食後に梨を食べました。やっぱり旬のものは美味しいですね!皮を剥けないのに食べられるのか!?と買ってから思いましたが(笑)、無事に食べられました。
人間、必要に迫られればできるものですね。
    季節の変わり目で風邪を引きやすい今の時期は、白い食べ物を食べると良いらしいです。梨、大根、蓮根、蕪……これらが喉や鼻の粘膜を保護してくれ、風邪を引きづらくなるそうです。
ぜひ一度お試しあれ!

さて、前回は牛乳について書かせていただきましたが、今日はその続きになります。



飲めば飲むほど骨粗鬆症に!?

 前回のお話の中で、昭和22年(1947年)から始まったアメリカGHQ(連合国軍総司令部)の占領政策により、保健所での栄養指導や学校給食に牛乳が入るようになった、と書きました。その結果なんと、牛乳の消費量が増えるとともに骨粗鬆症も一緒に増えた、というデータが出ています。

 「あれ?牛乳って骨を強くするんじゃなかったの?」と疑問に思った方が多いと思いますが、実は逆だったのです。牛乳は、飲めば飲むほど骨を弱くしてしまうのです。

 他にもデータをご紹介します。
●アメリカ・ハーバード大学の研究で7,800人の女性を12年間追跡調査してみたところ、乳製品を多く摂取するほど骨折が多かった。
世界で最も牛乳を飲んでいる国・ノルウェーの骨粗鬆症は、日本の約5倍も多い。
●世界中の人々を対象に骨密度を調べる研究をしたところ、カルシウムの1日の摂取量が、アメリカで推奨されている1日のカルシウム摂取量とほぼ同じの人と半分以下の人とでは、1日のカルシウム摂取量が半分以下の人の方が骨が脆いという現象はみられず、有意差がほとんどみられなかった。
そもそも、健康維持に必要なカルシウム摂取量は分かっておらず、摂りすぎや少なすぎはもちろん害だがその基準となる適正量が謎である。
●沖縄の3大学による共同研究によると、沖縄に住む100歳以上のご老人は乳製品をほとんど摂らないが大腿骨頸部骨折が非常に少ない。
●アフリカ諸国とアメリカの黒人のほとんどは、白人に比べてカルシウム摂取量が少ないが骨粗鬆症の発病率が低く、骨密度はかえって高い。
●WHOの専門家グループは、「1日のカルシウム摂取量が300g未満でも、健康に害を及ぼすという確たる証拠はない」と結論。
  また、アメリカ小児科学会栄養委員会は「推奨されている1日の牛乳の消費量(子供はコップ3杯以上、大人は4杯以上)は、必要な量を上回っている可能性がある」と発表している。
●1日の平均カルシウム摂取量がアメリカ807g、スペイン308g、ブラジル250g、台湾13g、ガーナ8gと差はあるが、骨折して寝たきりになった人に有意差はなかった。
●アメリカ・ペンシルバニア州立大学のトム・ロイド博士は、12~22歳の女性グループを追跡調査したところ、牛乳が骨の強化に役立っていないことを突き止めた。
●ハーバード大学の看護師たちによる健康調査によると、ご高齢の女性を18年間追跡調査し牛乳を飲んでいる人と飲んでいない人を比べても有意差はなく、骨折の予防に役立っていないことが分かった。
●アメリカ「責任ある医療のための医師の会」によると、「動物性たんぱく質は血液を酸性に傾けるため、体はそれを中和しようとカルシウムを骨から引き出してしまうと説明しており、「骨粗鬆症の予防に役立つという科学的根拠はない」としています。

 このように、牛乳を飲んでも骨を強くする効果がないばかりか、飲めば飲むほどかえって骨粗鬆症になる危険性があるのです。



なぜ牛乳を飲むと骨が脆くなるのか?

 前回のブログで、「乳糖を分解するためにはラクターゼという消化酵素が必要」と書きました。カルシウムもこれと一緒で、牛乳のカルシウムを吸収するためにはラクターゼが必要になります。すると、思い出してください。生後1年半~4年くらい経つとラクターゼの活性が徐々に低下していくわけですから、成長するにつれてだんだんとカルシウムの吸収効率も悪くなるわけです。つまり、せっかく牛乳を飲んでもカルシウムはどんどん排泄されてしまうのです。

 1日の食事から摂取する推奨カルシウム所要量は、厚生労働省によると成人で600~700mg。またWHO食品産業部門は400~500mg、全米科学アカデミー食品栄養委員会は800mg、イギリスやカナダは500mgとバラバラ。
食品中のカルシウム量は、体がどれだけの量のカルシウム量を吸収するかを決定する1つの要素に過ぎず、食品中に含まれているカルシウムの量と、それが血管に入って最終的に骨や歯に届く量に相関関係はありません。牛乳1ℓあたりのカルシウム量は1,200mgですが人工栄養のため吸収は少なく、母乳1ℓあたりには300mgも入っていて多く吸収されるのです。

 カルシウムの吸収を促進するためにはビタミンD、マグネシウムなどが必要となりますが、牛乳にはマグネシウムが含まれていません。ですので、カルシウムはマグネシウムと一緒に摂らないと逆に骨が溶けてしまいます。
また多くの食品にカルシウムの吸収を阻害してしまうリン、食物繊維、たんぱく質などが入っています。特にリンは多く含まれており、カルシウムとの割合は2:1と2倍以上も多く、これが腸管内でカルシウムと結合することによって吸収を阻害してしまうのです。多くの栄養学者が「カルシウムとリンの比率が2:1以下の食品だけを摂るべき」と主張しています。



牛乳以外ならば良いのか?

 ここまで牛乳がどうして良くないのかを書いてきましたが、では他の乳製品についてはどうでしょうか?
ヨーグルトは脱脂乳か牛乳に乳酸菌を混ぜて、乳酸菌の力を借り発酵させて作ります。
乳糖は発酵の過程でブドウ糖とガラクトースの2つの単糖類に分解されています。また乳酸菌が体内での消化酵素の働きをしてくれるため、牛乳に比べて乳糖不耐の問題は起こりづらくなります。
また脱脂乳であれば乳脂肪分を除去してあるため、発酵と培養の過程でたんぱく質が変性するためにアレルギーを起こす可能性も少なくなります。

 牛乳を飲むくらいなら、ヨーグルトの方が良いのではないでしょうか。


 今回は途中、内容が少し難しかったかもしれないのでここで閉めさせていただきます。
最後「アレルギーを起こす可能性」という話がでましたが、牛乳が起こす体への悪影響は実は骨粗鬆症だけではありません。
次回、他の疾患との関連性をお話しいたします。

2014年10月15日水曜日

食生活・牛乳①

 前々回のブログにおいて、「病気の原因」ということでお話ししました。
今回からはその具体的な内容について深くお伝えしていきたいと思います。

まずは第一弾!今回は「牛乳」になります。

 みなさん、牛乳はお好きですか?子供の頃からお母さんや学校の給食で、「牛乳を飲むと背が伸びるから残さず飲みなさい!」と言われて飲まされてきた人も多いのではないでしょうか?
そんな時、決まってお腹を壊してトイレに駆け込む子がいたり苦手なのをムリヤリ飲んだ、という経験をした方も多いのではないでしょうか?
ちなみに私は大好きだったので、OPPになることもなく(笑)率先して毎日飲んでいました。

 飲んでいた、となぜ過去形なのかというと、今は飲むのを止めたからです。
それは、ある話を聞いたのがきっかけでした……。



牛乳は体に悪い!?

   牛乳が好きで飲んでいる方の多くが「骨粗鬆症の予防で骨を強くするため」など、身体に良いと聞かされて飲んでいると思います。しかし……

 「牛乳は人間が、特に人間の大人が飲むべきものではありません」と語るのは、小児科医の真弓定夫先生です。
 よく牛乳は「完全栄養食品である」と言われます。確かにそういう側面があることは認めますが、ただしそれは「牛の赤ちゃんにとっては」という大前提が付きます。
哺乳動物は世界に約4,000種いますが、その中で他の動物のお乳を子供に与えているのは人間だけ。しかも、本来は赤ちゃんのうちだけ飲むものを大人になっても飲んでいるのです。
他の哺乳動物の赤ちゃんが、他の動物のお母さんの母乳を飲むでしょうか。また、他の哺乳動物が大人になっても母乳を飲み続けるでしょうか。そんなことはありません。少し考えてみれば牛乳を飲むことが不自然、いわば自然界の掟に反しているということに気づきます。

 私たち人間や動物の全身には血液が流れています。そのうち、脳や心臓、乳房にいく血液に違いはあるでしょうか。ありませんよね?そのうち、乳房に行った血液が母乳になるため、いわば母乳というのは「白い血液」とも言うことができます。A型の血液をB型の人間に輸血をしたらどうなりますか?その人間は死にますよね。
人間同士の血液を交換してもこういった異常が起こるのに、他の動物の血液同士で何も起きないはずがありません。
昭和61年(1986年)に東京医科大学の松延正之先生の行った実験によると、牛乳を滅菌的に取って牛に静脈注射をしてもその牛は死ななかったが、人間の母乳を牛に静脈注射したらその牛は即死だったそうです。
静脈注射の場合、血管にそのまま牛乳が入ってくるわけですから激しい反応が起こりました。普通に飲んでいる分にはここまでの急激な反応が起こりませんから、逆にその危険性に気づきにくいわけです。



何故お腹を壊すのか?

 では、冒頭でもお話ししたお腹をこわす理由、これについてお話ししましょう。

 世界中の4歳以上の人間の大多数は「乳糖不耐」と言われます。乳糖不耐、つまり多くの人間が牛乳を消化できない身体であるということです。

 乳糖とは牛乳に含まれる糖質(炭水化物)ですが、乳糖を腸管から吸収し血液の中に入れるためには、乳糖をブドウ糖とガラクトースという二種類の単糖類に分解しなければなりません。
その時、乳糖を分解するために必要となってくるのがラクターゼという消化酵素になります。ただしラクターゼは、妊娠7か月くらいから出生直後が最も活性化しますが、生後1年半~4年の間に徐々に低下していくそうです。
よって、牛乳を飲み過ぎるとラクターゼの処理能力を超え、消化できないまま乳糖が大腸に届いてしまい、大腸の中に普段から生息する細菌(いわゆる大腸菌)が反応を起こして乳糖を発酵させます。それがガスや二酸化炭素、乳酸に変化し腸管内に水分を引き寄せ、お腹の膨満感、けいれん、ゲップ、おなら、水溶性の下痢などの原因になるのです。

 ちなみに白人は15%、黒人は75%、そして私たち日本人は85%が乳糖不耐と言われており、乳糖不耐の人間の60~75%は牛乳200mlで消化器症状を起こすと言われています。
米ボストン、サンフランシスコの研究では「小児性再発性腹痛」の1/3が牛乳が原因であり、飲まなくなって回復したそうです。



日本人には合わない!?

 そもそも、日本に牛乳が入ってきたのは戦後になります。
自宅出産が多かった戦前の日本には粉ミルクと哺乳瓶は一般家庭には普及しておらず、母乳のみで育てるのが一般的でした。もちろん牛乳、乳製品はほとんど飲んでいませんでした。

 昭和22年(1947年)からアメリカGHQ(連合国軍総司令部)の占領政策により、保健所での栄養指導や給食に牛乳が出るようになりました。
「栄養指導」とは名ばかりで、GHQの目的は単にアメリカで余った牛乳を日本で売りさばいて乳業会社を儲けさせるため、そして日本を食によりコントロールする、いわば植民地ならぬ食民地にするためでした。
その結果、出産はお産婆さんによる自宅出産から病院に変わり、栄養指導は医者や栄養士ではなく乳業会社から派遣された専従栄養士が行い牛乳を勧め、母子手帳には乳業会社の広告が載るようになりました(そもそも昔は母子手帳など存在しなかった)。

 戦後、食べるものもなく脱脂粉乳しか飲めなかった日本人には、牛乳はとても美味しく感じられたことでしょう。そこをアメリカは利用したのです。またチーズケーキが牛乳の普及を加速させました。

 そうして、日本で牛乳を飲むことは当たり前になり、「牛乳は体に良い」「健康のために飲んだ方が良い」というイメージが出来上がりました。言葉を選ばずに言えば情報操作、洗脳の完成です。

 人間の体は、環境に合わせて対応しようとし、変化を絶えずしてきました。しかし、牛乳を飲み始めてからまだ67年しかたっていない日本人の体は、まだその牛乳を消化・吸収できるようには変わっていません。当たり前です。動物の進化というのは、もっと長い年月をかけて起きるものだからです。
ましてや、アメリカ国内でも既に健康被害が多発し、「牛乳は体に悪い」という結果が出ているものを押し付けられたわけですから、問題が出ないはずがないのです。

 とはいえ、昭和26年(1951年)9月8日にサンフランシスコ講和条約により日本の主権が回復しGHQが日本から去ってからもう63年が経ちます。これはもう日本国内の問題です。

現在、日本には様々な種類の牛乳が売られています。
成分無調整牛乳から低脂肪牛乳に無脂肪牛乳、加工乳に乳飲料……なぜでしょうか?これでは乳業メーカーが牛乳をそのまま飲んではいけないと白状しているようなものです。
おそらく日本の乳業メーカーは、牛乳の普及とともに生活習慣病が増え続けている原因が牛乳の脂質にあると分かっているのではないでしょうか。だからこそ、その対策として脱脂乳や低脂肪乳を作らざるを得なくなったのではないでしょうか。
そもそも調整したり加工しないと食べられないこと自体、日本人(人間)には合わないものであるという証明なのです。



 本日のブログを読んで、納得した方もいれば「そんなはずはない!牛乳は体にいい!」と思った方もいると思います。それでいいと思います。私も別にムリに納得してもらおうなどとは思っておりません。
ただ、もし少しでも心当たりがある方は一度、牛乳について考えてみてはいかがでしょうか?


2014年10月14日火曜日

体育の日

 昨日の台風は、みなさん大丈夫でしたでしょうか?
我が家は築○十年という古いアパートですので、夜中じゅう雨風が凄く窓がガタガタいってました。
久しぶりに雨戸を閉めようかとも思ったのですが、建付けが悪く開け閉めに苦労するので、潔く諦めました(笑)。
 ちなみに、諦めるの語源は「明らかに見極める」です。だから、決してネガティブな意味じゃないんですよ(もちろん、言い訳ではありません)。

 さて、そんな昨日は体育の日でした。学校や自治会などで、運動会や体育祭などを催した所も多かったんじゃないでしょうか?

 昔は10月10日が体育の日でした。平成12年(2000年)から適用された「ハッピーマンデー法」により10月の第2月曜に変えられてしまい、もともとは毎年晴れていたのに雨が多くなった……なんて愚痴っている行事関係者も多いかもしれませんね。昨日は出雲駅伝も中止になってしまいました。なんと、大学駅伝3大大会の中止は史上初だったそうです。
こうして軽率に祝日の日にちを変えてしまうと、もともとの意味が分からなくなってしまいます。「結婚記念日は二人でお祝いしたいから、休日に変えようよ」なんてことがありますか(笑)。「誕生日がクリスマスと同じ日でいつも一緒にされちゃうから、別の日に変えます」こんなことありえませんよね(笑)。

 祝日にはそれぞれ趣旨があります。昭和23年7月20日に制定された国民の祝日に関する法律(祝日法)によると体育の日は、「スポーツに親しみ、健康な心身を培う」とあります。
では、そもそも体育の日というのはなぜ作られたのでしょうか?

 体育の日は、東京オリンピックの開会式が行われた昭和39年(1964年)10月10日が由来になります。昭和41年(1966年)から、この日を記念し祝日となりました。

 昭和20年(1945年)8月15日に、我が国は敗戦を迎えました。
戦前、戦中の厳しい時代を必死に闘い、命がけで日本を守ってくださった方々がいました。の焼け野原で何もない中、大きな時代の変化の波に翻弄されながらも昭和の激動の時代を生き抜き、日本の復興の為に歯を食いしばり、体を張って働いてくださった方々がいらっしゃいました。
たとえば先の大東亜戦争中に戦闘機や戦艦、戦車などを造っていた技術者たちは、「なんとかこの技術を活かせないか」と新幹線などを造りました。こうしてこの時に造られたのが東海道新幹線や東名高速、首都高に国立競技場などです。
その方々のおかげで、世界から「東洋の奇蹟」と呼ばれ大絶賛されるほどのまさに奇跡の復興を遂げ、戦後わずか20年という短い歳月で東京でオリンピックを開催できるまでになったのです。はっきり言ってこれはありえないことです。日本だからこそ成し得ることができた正真正銘の奇蹟なのです。

 体育の日は、単なる「東京オリンピックの開会式が開催された日」などではありません。
本来であればそうして今日の平和な日本を作ってくださった方々に感謝すると共に、たとえどんな逆境が訪れようとも私たち日本人にはそれを乗り越えられる底力がある、過去何度ものどん底からでも立ち直ってきたのだという自信と誇りを持ち、それを忘れないようにするための日でもあるのです。

 みなさんの中には、「たかが休日じゃないか」と思っている人も多いと思います。
でも、それは違います。祝日にはそれぞれにきちんとした意味、作った目的があります。ただの休日などではありません。
昔の小学校では祝日には学校に行き、校長先生から祝日の意味などについて話を聞き、紅白饅頭をもらって家に帰りました。そして、どこの家でも国旗である日の丸を掲揚していました。だから「旗日」と昔は祝日を呼んでいたのです。

 祝日は日本にとって大事な記念日です。それは、当時の方々の想いや日本の歴史がたくさん詰まっているからです。
今一度、祝日について考え直すべきなのではないでしょうか。

2014年10月11日土曜日

病気の原因

    10月に入って少しずつ寒くなってきましたが、みなさん風邪など引いていませんか?
私はおかげさまで元気そのもの。多少の寝不足はありますが、ここ最近は体調を崩すこともほとんどなくなり、仕事に勉強に遊びに(笑)と勤しんでおります。
これも丈夫な体に産んでくれ、育ててくれた両親……特に母親のおかげです。本当に感謝しております。

     ではなぜ健康でいられるのか?逆に体調を崩してしまう時はどういう時なのか?
今回はその「病気の原因」と題しまして、様々お伝えできればなと思います。

    病気の原因と聞くと、みなさんは何を思い浮かべますか?
ウイルス、細菌、疲れ、寝不足、ストレス……いろいろあると思います。
そこで、病気の原因を考える上で大事になってくるのが、原因には大きく分けて「外的な原因」と「内的な原因」の2つに分かれるということです。
「なんだ、当たり前じゃないか!」と思われた方が大半だと思いますが、意外と忘れてしまっている方も多いのではないでしょうか。

    「外的な原因」とは、要するに外からの影響により病気になった場合の原因を言います。例えば風邪やインフルエンザのウイルスに感染して風邪を引いたりインフルエンザにかかったり、暑さにやられて熱中症になったり、などです。
「内的な原因」とは、自分自身に問題があって病気になった場合の原因を言います。例えば甘いものの食べ過ぎで糖尿病になったりビールの飲み過ぎで痛風になったり、などが当てはまりますので、いわゆる生活習慣病の方はこちらになります。頭が痛い方もいるのではないでしょうか(笑)。

    ではここで考えていただきたいのが、内的な原因に関してはあくまで自分自身の問題である場合がほとんどなのですが、外的な原因に関しては自分自身にもその要因がある場合が多い、ということです。

    分かりやすい例を出しましょう。そろそろ風邪やインフルエンザが流行り始める頃ですが、流行るということは誰にでもかかる可能性がある、ということです。
極端な話、全員が一斉に風邪をひいたりインフルエンザにかかってしまったっておかしくありません。
しかし、現実にはそんなことはありません。夏場に多い食中毒が学校やどこかの施設で大流行したとしても、全員がやられるということは少ないはずです。

    この違いは何なのでしょうか?ここに内的な原因が関係してくるのです。内的な原因……すなわち免疫力や自然治癒力、体質といったものです。
ウイルスや細菌など病気の元となる外敵から身を守り、あるいは病気を自分で治す力。そういった力があるかないかが、病気になってしまうかならないかの境目になるのです。

    そういった力のあるなしは、一体どこで差が出てくるのでしょうか?もちろん常日頃からの備え、つまり生活習慣になります。
食事、飲酒、喫煙、薬の服用、適度な運動、睡眠、冷暖房、電磁波、ストレス…などなど、気をつけるべきところは多々ありますが、特に大事になってくるポイントを絞って次回からお伝えしていきたいと思います。
いきなり全部を気をつけるということは大変だと思いますので、できるところから実践していただければと思います。

雑誌に掲載されました!

みなさん、こんばんは!
あおぞら整骨院    院長の石関です。

この度、私の寄稿が雑誌に掲載されました!




月刊「カレント」10月号、“20代の視点” になります。




タイトルは、「 医学に挑む〜健康に導く哲学の医療〜 」になります。

当ブログを立ち上げ、最初にアップした時にもお伝えしましたが、今年2月11日の建国記念の日、株式会社キャリアコンサルティング様主催の「第6回国護り演説大会」に出場させていただきました。
今回の寄稿は、この時の演説内容をコンパクトにまとめたものになります。

ちなみに、私が演説している時の動画はコチラ

演説の時は聴衆の方々が聞きやすいようにと笑いをとったり、なるべく分かりやすい簡単な言葉を選ぶよう意識しましたが、本寄稿は一切笑いなし!
とにかく真面目な文章になります(笑)。




月刊「カレント」は、賀屋興宣先生が1964年に「左右に偏ることなく、自由民主主義の国である日本に正しい世論を喚起するため」という目的で創刊されました、歴史と重みのある雑誌になります。
現在は株式会社潮流社が継承されましたが、衆参両議員の政治家全員に配られている(「左右に偏ることなく」だから当然ですね。笑)格式高い雑誌になります。

これを機に、さらに私の考えが広まっていくことを願います。
そして医学界に一石を投じることができれば、私も少しは社会の役に立てたかなぁ……と。

ご希望の方は、あおぞら整骨院・神奈川新町店と上永谷店のスタッフまで気軽にお声掛けください。

2014年10月8日水曜日

「健康な食事」②

 昨日、厚生労働省が発表した「健康な食事」認証マークについて書かせていただきましたが、今日はその続きを。
「おっ、2日続けてのアップなんてめずらしいじゃん」なんて言わないで下さいね(笑)。

 まずは、昨日のおさらいから。




「健康な食事」に認証マーク コンビニ弁当など  厚生労働省15年春から
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H16_W4A001C1CR8000/

厚生労働省は6日、炭水化物やたんぱく質など必要な栄養素の摂取基準を満たしたコンビニエンスストアやスーパーの弁当、総菜などを「健康な食事」として認証し、表示できるマークを選定した。主食は黄色、主菜は赤色、副菜を緑色で表し、3色を上手に組み合わせることで栄養バランスの良い食事を取ることができるという。来年4月から表示できる。
「健康な食事」の認証マーク
「健康な食事」の認証マーク
 マークは一般から募集し、114点から選ばれた。厚労省によると、対象は市販される調理済みの食品。主食など分野別にエネルギーの上限を設け、必要な栄養素や食塩量などを定めた。
 主食は300キロカロリー未満で、玄米など精製度の低い穀類を2割程度含むことが条件。含まれる炭水化物は40~70グラムとした。肉や魚などの主菜は250キロカロリー未満で、たんぱく質は10~17グラム。副菜は150キロカロリー未満で、野菜は100~200グラム。主食、主菜、副菜を組み合わせる場合は合計で650キロカロリー未満とし、食塩は3グラム未満と設定した。
 弁当1食単位に加え、1品目ごとでも認証される。例えばおにぎりやパンなら主食を表す黄色部分のみ、魚のフライや鶏肉の空揚げなら主菜の赤色部分だけ色をつけたマークを表示。黄色と赤色だけのマークの弁当に、自分で緑色表示のサラダを購入するなど、3色を上手に組み合わせれば「健康な食事」になる。
 審査は無く、製造販売業者は来年4月から、基準を満たした商品にマークをつけることができる。社員食堂を公開したレシピ本がベストセラーとなった健康計測機器メーカー「タニタ」の管理栄養士や、コンビニ大手ローソンの幹部らが、専門家として検討してきた。



 まず昨日も取り上げましたが、この認証商品については、報告義務はあっても厚労省などの検査は一切ありません。
そのため、「健康な食事であるかどうか」という基準を実際に満たしているかどうかは、それぞれの製造・販売元の申告によります。
ね?いかにも厚生労働省がやりそうな、怪しい手口だと思いませんか?(笑)

次に、「栄養素の摂取基準を満たしていれば、中身は何でも良い」という問題点があります。つまり、栄養素の「質」は問わないと言っているのです。
そのため、食材の産地や保存料、着色料などの添加物について全く触れていません。
数字上の栄養素だけを気にして添加物まみれの食品を毎日食べていればどうなるか、もちろん「健康」になれるはずがありません。
本日はこの点について、もう少し掘り下げたいと思います。

高温による過酸化脂質
 コンビニなどのお弁当にはよく唐揚げやコロッケなど油で揚げたものが入っていますが、この油の揚げ方に問題があったりします。
冷凍食品を揚げる場合、低温より高温の油でサッと揚げた方がカラッと仕上がり、製造効率も良いのですが、高温にすればするほど酸化が進んでしまいます。そして酸化が進むと大量の過酸化脂質が発生し、これが病気の元になります。

トランス脂肪酸
 さらに、油そのものにも問題があります。デフレで不況に悩む企業は当然、経費削減で安い油を使っていることが予想されます。その油が揚げ物を揚げているうちに劣化してくるとショートニングを加えることが多いそうですが、このショートニングには大量のトランス脂肪酸が含まれています。
トランス脂肪酸は様々な病気を引き起こす原因として、完全使用禁止にしている国があるくらい人体に有害なものになります。

「無添加」という表示に注意!
 これはお弁当だけに限ったものではありませんが、無添加という表示は保存料や着色料を使っていないという意味で、何も使っていないという意味ではありません。
ph調整剤などを防腐剤の代わりに使っていたり、添付のタレやソースなどに入っている場合が多いので、注意が必要です。

食材の産地
 最近ようやく事の重大さに気づき問題視されるようになってきましたが、もちろん食材の産地にも十分気を付けなくてはなりません。
特に中国産や韓国産は(すでに敬遠している方も多いと思いますが……)品質管理の状態が劣悪だったり、農薬の量が尋常じゃなく多く危険視されています。

 思いつくままにざっと挙げてみましたが、単純に栄養が摂れている、と言っても、これでも「健康な食事」と言えるだろうか。
たしかに、毎日料理を作るのは大変ですし、そもそも料理を作ることが困難な状態にある方にとってはありがたいことだと思います。
しかし、いかにも「これを食べれば健康になりますよ~」みたいな謳い文句で売り出すのはいかがなものだろうか?

 厚生労働省も、本来であるならば「国民の健康を守る」ことが使命なはずである。健康のためには家庭内で自炊することをもっと推し進めるのが正しい姿なのではないだろうか。
 企業側も、たしかに長引くデフレ不況の中で経費削減に向かうのはいたし方ない部分もあるとは思いますが、今一度、本来あるべき日本経済の姿である「近江商人の三方よし“売ってよし買ってよし世間よし”」の精神を思い出してもらいたい。
 そういった姿が日本経済を立て直し、日本が再び“Japan as no.1”と世界から称賛される日がくることだろう。

私はそう、信じている。

2014年10月7日火曜日

「健康な食事」①

 最近、会う人会う人に「痩せた?」と聞かれます。
確かに、少し前の写真や動画と比較してみると痩せた気がする……。

 おそらく食生活が劇的に変わったからではないだろうか。
一人暮らしをしてから約1か月(もちろん離婚したから、ではありません。念のため。笑)、料理の全くできない私の食事は、家ではもっぱら玄米に梅干し、納豆、卵、それに味噌汁のみ。
お昼は職場のスタッフと一緒に近くのお店に食べに行くことも多いが、それ以外の日は食べないことも多く、食事は1日1食ないし2食といったところ。
お菓子などは一切買い置きしていないため、まず食べることはない。
友人から言わせれば、「まるで修行僧みたい」と言われるのも頷ける。

 人によれば心配する食生活かもしれません。「栄養をしっかり摂らないと!」という意見もその通りだと思います。
しかし私は健康そのもの。というのも、私だって考えなしでこのような食生活をしているわけではありません。あえて小食にして、粗食にしているのです。

 現代病として最も頭を悩ませているもの、それは生活習慣病ではないでしょうか。
患者数は毎年増え、それに比例して医療費も増える一方です。しかしその大半は、日ごろから食生活中心に気を付けていれば防げるものであり、また改善すれば治るものになります。
そしてその食生活の中で何が問題か……まさに「食べ過ぎ」が大きな原因の1つになります。

 戦前、戦中、戦後まもなくの日本には、いわゆる生活習慣病などはほとんどありませんでした。
糖尿病、痛風やガン、脳卒中、心血管疾患……どれも日本が豊かになり、食文化も欧米化するにつれて増えてきたものばかりです。
貧しく、満足に食べられなかった頃の反動でお腹いっぱい食べたくなる、その気持ちは分かりますが、その満足と引き換えに病気になってしまっては、それでも幸せと言えるでしょうか?

 と、いうことで、私はみなさんに少食を勧めているわけです。なにも私のように極端な精進料理みたいな食生活を、とは言いません(笑)。
いつもより気持ち量を少なめにしたり、腹八分目から六分目くらいでやめませんか、という提案です。
どうです、これならできそうじゃありませんか?



そんな中、気になるニュースが耳に入ってきました。


「健康な食事」に認証マーク コンビニ弁当など  厚生労働省15年春から
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H16_W4A001C1CR8000/

厚生労働省は6日、炭水化物やたんぱく質など必要な栄養素の摂取基準を満たしたコンビニエンスストアやスーパーの弁当、総菜などを「健康な食事」として認証し、表示できるマークを選定した。主食は黄色、主菜は赤色、副菜を緑色で表し、3色を上手に組み合わせることで栄養バランスの良い食事を取ることができるという。来年4月から表示できる。
「健康な食事」の認証マーク
「健康な食事」の認証マーク
 マークは一般から募集し、114点から選ばれた。厚労省によると、対象は市販される調理済みの食品。主食など分野別にエネルギーの上限を設け、必要な栄養素や食塩量などを定めた。
 主食は300キロカロリー未満で、玄米など精製度の低い穀類を2割程度含むことが条件。含まれる炭水化物は40~70グラムとした。肉や魚などの主菜は250キロカロリー未満で、たんぱく質は10~17グラム。副菜は150キロカロリー未満で、野菜は100~200グラム。主食、主菜、副菜を組み合わせる場合は合計で650キロカロリー未満とし、食塩は3グラム未満と設定した。
 弁当1食単位に加え、1品目ごとでも認証される。例えばおにぎりやパンなら主食を表す黄色部分のみ、魚のフライや鶏肉の空揚げなら主菜の赤色部分だけ色をつけたマークを表示。黄色と赤色だけのマークの弁当に、自分で緑色表示のサラダを購入するなど、3色を上手に組み合わせれば「健康な食事」になる。
 審査は無く、製造販売業者は来年4月から、基準を満たした商品にマークをつけることができる。社員食堂を公開したレシピ本がベストセラーとなった健康計測機器メーカー「タニタ」の管理栄養士や、コンビニ大手ローソンの幹部らが、専門家として検討してきた。

 この記事を読んで、みなさんはどう思いますか?私は非常に危険だと思います。
現代栄養学の一番の問題点は、「栄養を摂取する」といった一面でしか考えていないことにあります。つまり、裏を返せば「数字上の栄養価さえ摂れていれば、中身は何でも良い」と言っているに等しいわけです。

 つまり、単純に栄養素量が満たされていても、保存料や着色料などの添加物について全く触れていません。
さらに「健康な食事であるかどうか」という基準を実際に満たしているかどうかは、それぞれの製造・販売元の申告によるため認証商品の報告義務はあっても商品に対して厚労省などの検査は一切ありません(あったところで怪しいですが)。

 「健康な食事」という認証は、それを食べれば“健康”になるという錯覚を引き起こしかねません(トクホ:特定保健用食品のように)。それこそ立派な洗脳です。

 私は、今まで食品添加物など食品の裏側に隠されてきた「真実」に、段々と気づいてきた国民が増えてきたことに対する対抗措置なのではないだろうか、とついつい裏を読んでしまうのですが……取り越し苦労に終わることを祈ります。

2014年9月26日金曜日

マッサージ

 みなさんは、マッサージは好きですか?
腰が痛い、肩が凝る、膝が痛い……理由は様々あると思いますが、少なからず1回は受けたことがある、という方が多いのではないでしょうか?
「マッサージを受けないと生きていけない!」これは少々極端にしても(笑)、「大好き!」「疲れたから揉んで~」などなど、日常的に受けに行く、という方もいると思います。

 では、そもそもマッサージとは何なのか?マッサージの効果って?

 なんとなく分かっていても、意外と答えられる人は少ないのではないでしょうか?
あまり考えずに受けている方も多いと思います。
事実、当院でも施術を受けに来始めてから1~2ヶ月くらい経った後に「マッサージってどういう効果があるの?」と聞かれることも多々あります(笑)。

 一般的にマッサージといっても、いろいろな種類があります。
あんま、指圧、マッサージ、リンパマッサージ……細かく分けるとたくさんありますが、ざっくり言ってしまえば代表的な効果は、
(1)筋肉の凝りを揉みほぐし、筋肉の硬さや疲労を取り除く。
(2)血液やリンパの流れを良くし、新陳代謝を促進させ、体の中に滞っている老廃物や冷えを取り除く。
などがあると思います。
もちろんこういった効果はあると思いますし、リラクゼーション目的やむくみ・冷えの改善などの目的で受けるのは良いと思います(当院でも足つぼ、リラクゼーションは行っています)。

 ただ、大事なのは「目的」です。何のためにマッサージを受けるのか?
先程のような症状の改善目的で行うのだったら良いのですが、痛みの改善としてはマッサージにも効果は限界があります。
もちろんマッサージで良くなる方、良くなるくらいの症状であれば問題ありません。ただ、マッサージを受けても効かない、もしくは良くなっても一時的な改善しかみられない……そういった方も多いのもまた事実です。
みなさんの中にも、そういった方は少なくないのではないでしょうか?

 それは、痛みの原因が痛い所そのものにあるのではなく、他の所に原因があって痛みが出ているからなのです。身体の痛みは、あくまで異常を知らせるサイン。
骨折や捻挫などのケガや化膿性炎症などを除いて、痛みの出ている場所そのものに原因がある場合はほとんどありません。
分かりやすい例で言えば痛風です。痛風になると足の親指などの関節によく激痛が起こりますが、足そのものが悪いわけではありません。原因はあくまでも食事を中心とした生活習慣にあります。
腰痛や肩凝りなども同じです。
もちろん姿勢や過労といった直接的な原因もありますが、それだけで痛みは起こりません。
肉体労働系の仕事やスポーツ、あるいはデスクワークといった体に負担をかけている方は世界中にたくさんいますが、体に不調を訴える人とどこにも異常を訴えない人とで差が出てくることの説明がつきません(もっとも、「体の使い方が悪い」「姿勢が悪い」などという要因も少しはあると思いますが……)。

 腰痛や肩凝り、膝の痛みなどの慢性疾患の痛みに関しては、そのほとんどの原因が脳にあります。なぜなら、痛みというのは脳で感じているからです。

そのため、腰や首肩、脚などを一生懸命マッサージで揉んでもらったところで、痛みは治らないのです。
マッサージを受けると、その気持ちよさを感じ脳から快楽物質であるドーパミンが出るため治った気になります(これをプラシーボ効果といいます)。
しかし実際には身体が治ったわけではないため、また痛みをぶり返してしまうわけです。

 さらにここで問題なのは、必要以上の力による強揉みのマッサージです。
人間の身体には防衛能力が備わっているため、外からの強い刺激が加わると、それらから自分の身体を守ろうとしてそれ以上に強く反発します。反発するのは身体の一番外側で、文字通り体を張って外敵から身を守ってくれている皮膚と筋肉です。
その結果、強いマッサージを受け続けているとかえって筋肉が硬くなり、凝りもひどくなってしまうという現象が起きます。
これでは本末転倒ですよね?心当たりのある方も多いのではないでしょうか?

 「リンパマッサージは強く揉むじゃないか」と反発される方もいるかもしれませんが、もともとの本場であるヨーロッパの方では撫でる感じに近い優しい手技が本来なのだそう。
日本に入ってきた時に「強い刺激じゃないと効いた気がしない」という日本人の国民性に合わせて、日本人用に強い手技に改良されたものが今のリンパマッサージなのです。
それはもはや本来のものではありません。

 また、よく「揉み返し」という言葉を聞いたことのある方も多いと思います。これは強いマッサージによって筋肉線維を傷つけ、筋肉細胞を破壊してしまい炎症を起こしてしまうことによって生じる副作用です。
痛みを取るために行うにも関わらず、余計に痛みを強くしてしまうような手技は、マッサージに関わらずそれは治療とは言えないと思います(ただし、好転反応は違うと思いますが……)。
一昔前はかなり流行ったカイロプラクティックや骨盤矯正のような強い刺激のある手技は、これからだんだんと下火になっていくのではないでしょうか?
現に世界の痛み治療の現場は微弱電流やAKA博田法など、弱い刺激による治療が主流になってきています。日本でも、それらしい看板を掲げている治療院や本が並んできていることにお気づきの方も多いのではないでしょうか?

ただし……日本の場合は先に述べた強い刺激が好きな人が多いという理由と、保守的で新しいものに関しては外国(とりわけアメリカ)が初めて広まったものを「右に倣え」で続いていく国民性なので、これが一般的な考えになるまでには相当な時間を要すると思われますが……。

 何度も言うようですが、あくまでも目的の問題です。
リラクゼーションが目的で「その場気持ち良ければいい」という考えでマッサージを受けるのであれば、それでいいと思います。
ただし、根本的に解決したい、ちゃんと痛みを取りたいといった場合には強揉みのマッサージはオススメしません。
なぜなら身体(特に筋肉、皮膚)にとってはむしろ逆効果であり、そもそも原因が筋肉ではなく別の所にある場合がほとんどだからです。

 ではその原因がどこにあるのか?
それは次回以降にまた述べさせていただきたいと思います(長くなってしまったので……汗)。

2014年9月19日金曜日

当院のやりたいこと

    みなさん、こんにちは!
1週間が経つのは早いものですね。金曜日の夕方、いかがお過ごしでしょうか?
会社員の方はお仕事に、主婦の方は夕飯の支度を…もしかしたらニュースを観ながらホッと一息…という方もいるかもしれませんが(笑)、勤しんでいることと思います。
このブログを読んでいる方、暇ですね〜仕事してください!(笑)
…え?私?私は良いのです。これも立派な仕事ですから(笑)。

   とまぁ冗談はさて置き…前回は当院の経営理念でもあります、「感動創造」についてお話しました。
「できなかったことができるようになる」そういった感動を多くの方に与えていきたい。感動を与えていけるような院にしていきたいとお話しました。

    では、本日は私のビジョンをお話したいと思います。
私が当院を通してやりたいこと、それは「日本を良くすること」です。
また大きいこと言い出したな〜と思った、そこのアナタ!まぁ試しにこの若僧の話を聞いてみてください。

    「日本が良くなって欲しい」こう思わない日本人はいないと思います。そりゃあ誰だって良い国に住みたいですよね?もし異論のある方、どうぞ外国に住んでください(笑)
でもちょっと待ってください!「日本が良くなって欲しい」「良くなればいいなぁ」これって少し客観的じゃないですか?
本来であれば、「日本を良くしたい」「日本を良くするためにはどうすればいいか」こう考えるべきではないでしょうか?
だって、私たち日本人が住む日本のことなのですから、私たち日本人一人一人が主体的に考えて行動していかなければ、誰が良くしてくれるんですか?
アメリカがしてくれますか?中国や韓国がやってくれますか?悪くなるように働きかけてくることはあっても、そんなことありえませんよね?歴史を見れば分かります。

    「そんなこと言われても、何をすれば良いのか分からない!」そんな声が聞こえてきそうですね(笑)
「自分にはお金や肩書き、権力など何もない。だから自分にはムリだ!」そんなこと言われたら、私だって特別力を持っているわけではありません(笑)

    何だっていいんです。どんな小さなことでもいい、日本が良くなるために何か自分にもできることはないだろうか?そう考え、行動することが大事なのではないでしょうか?
近所の人に会ったら元気に挨拶する、道にゴミが落ちていたら拾う、電車などで席を奪い合うのではなく譲り合う、など…ほんの些細なことでいいと思います。

    それを私たち日本人一人一人が心掛けたらどうなりますか?日本が良くなると思いませんか?日本をそんな素晴らしい国にしたいと思いませんか?

    「偉そうなこと言ってるけど、お前は何するんだよ!」そんなツッコミが聞こえてきそうですね(笑)
私が当院を通してやりたいこと。どうやって日本を良くしていくか。
一つは、当院を受診してくださった方々を良くしていき、元気な方を増やすこと。
そしてもう一つは、正しい情報を発信することにより、健康な方を増やすこと。
そうして、病気などをせず、いつまでも元気で若々しく、健康的に長生きできる人が増えることが私の願いです。

次回からは、健康に必要なことについて様々お話ししていきたいと思います。

2014年9月11日木曜日

当院の経営理念「感動創造」について

    「様々な情報を発信します」とブログを始めて2ヶ月…早くも私の筆不精がバレましたね(笑)
お伝えしたいことは様々あるのですが、何から書けばいいのやら…なんて、言い訳ですね。
ブログの更新を待っていた方、ごめんなさい←え?誰も待ってないって?(笑)

    本日のテーマは…「感動創造」
私がなぜ「感動創造」という経営理念にしたのか、これをお話します。

    遡ること3年前、私は人生の師匠とも言うべき方に出会いました。
「できなかったことができるようになる、そういった感動を様々な人に与えたい。また、そういった感動を誰かに与えられる人になってもらいたい」というのがその方のテーマで、私も様々なことを学ばせていただき、たくさんの感動をいただきました。

    私がセラピストとしてやっていきたいことは、まさにこれです。
腰痛や脚の痛み、手足の痛みやしびれ…こういった様々な症状により仕事や趣味、好きなことができないのって、悲しいですよね?
私も高校の時、腰痛がヒドくて大好きな野球ができなかった時は本当にツラかったですから、よく分かります。

    症状が良くなり、好きなことができるようになったら嬉しくないですか?
今まで痛くて、したくてもできなかったことができるようになったら、感動ですよね?
私は患者さんに、そういった感動を与えていきたいのです。
できなかったことができるようになる、そういった喜びと感動を。

    そういったことで、経営理念を「感動創造」にしました。
感動のある人生って、良いですよね?
感動できるって、幸せじゃないですか?

    身体の不調で困っている、より多くの方に感動を届けられるよう、スタッフ一同、精進いたします。
 

2014年7月16日水曜日

ブログ始めました!

こんにちは。あおぞら整骨院・院長の石関です。

この度ブログを立ち上げることとなり、様々な情報発信の場にしていきたいと思っています。
より多くの方に当院のことを知っていただければ幸いです。

と、まぁ固い話はここまでにして…(笑)
まずはこの動画をご覧ください。


https://www.youtube.com/watch?v=UGnsSUmebpk


今年の2月11日、建国記念の日に開催された「第6回国護り演説大会」にて、演説をさせていただきました。

演説と聞くと硬いイメージがあるかもしれませんが、なるべく分かりやすく簡単な言葉で、おもしろおかしく話すように心がけましたので、聞きやすいと思います。




健康は手段であって、目的ではありません。
健康になって何がしたいのか?趣味、好きなこと、仕事…
生きがいがある人は健康的でいつまでも若々しく、パワー溢れる人が多いと思います。

私は、医療にこそ哲学が必要だと考えています。
今の医療は枝葉にばかり目がいき、対処療法に終始しているように見えてなりません。
だから患者さんの数も医療費も増え続けるばかりなのではないでしょうか?

健康とは「健体康心」の略、すなわち体と心の両方が健やかであって初めて健康だと言えます。
薬や注射などに頼った対処療法ではなく、根本的に健康を取り戻すことができる医療を患者さんにお届けするということを軸に考えています。

…結局最後まで固い文章になっちゃいましたね(笑)。
でも、私の医療に対する考え方は分かっていただけたんじゃないでしょうか?
今後は「ではどうすればいいのか?」といった具体的な話ができればと思います。

皆様からの暖かい応援メッセージ、ご意見、感想、文句など(笑)お待ちしています。