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2014年10月21日火曜日

食生活・牛乳⑤

 今日はあいにくの天気となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
雨が降ると「嫌だなぁ~」「最悪~」などと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

 日本の年間降雨量は、世界平均の約2倍にあたる1,718mm。ただし、狭い国土に人口が多いため1人あたりの降雨量は世界平均の約1/4になります。
それをどう捉えるかはその人次第ですが……でも、大事なことは雨が降る、雨が多いということに感謝するということです。

 日本は地政学的に雨が集中しやすい位置に存在する国なのだそうです。そのおかげで日本は水不足で困ることは少なく、農作物も育てやすい環境にあります。上下水道もきちんと整備されているため蛇口を少し捻れば水が飲め、水を使え、トイレも綺麗に清潔に使うことができます。お風呂だって毎日入れます。
もちろん水道管の老朽化や塩素消毒による事故や健康被害など、問題がないわけではありません。でもこうやって普通に水が使える国は世界でも限られています。水がそのまま飲める国といったら日本を含めてわずか数か国しかありません。

 普段、何気なく水を使っていると当たり前になってしまい水のありがたさを忘れがちになってしまいますが、感謝の気持ちは忘れずにいたいですね。

 ということで、本日の投稿になります。まずは牛乳のまとめから。



<牛乳に含まれる、体に悪いと思われる成分>

○乳糖 ⇒ 世界中の人々の大半に有害な症状を引き起こす成分。
○たんぱく質 ⇒ 多くの乳幼児にアレルギーをもたらす成分。
○乳脂肪 ⇒ すべての成人にとって懸念材料。



 これまでの内容で、基本的に牛乳が体に悪いということは分かっていただけたかなと思います。
「そんなこと言っても、赤ちゃんの時はミルクで育てるじゃないか!」たしかにそうですが、前も申し上げたとおり昔の日本には牛乳も乳製品もありませんでした。戦前の日本人のお母さんたちは、みんな母乳のみで赤ちゃんを育てていたのです。

 赤ちゃんの時は母乳を分解する酵素であるラクターゼがあるため、問題はありません。しかし、断乳の頃になるとラクターゼが減ってきてお母さんの母乳を飲めない体になっていきます。だからこそ私たち人間……いや、哺乳動物は親から「自立」できるのです。

事実上、すべての乳児にとって理想の食料となるのは母乳だけになります。
母乳、特に産後の数日間に分泌される初乳には抗体が豊富に含まれていて、そのたんぱく質は病原菌やウイルスなどの生命を脅かす感染症から赤ちゃんを守るのに必要になります。これが感染症に最も冒されやすい時期に免疫を作ってくれるのです。
大腸菌による感染症は完全母乳栄養児には見られずまた新生児室での胃腸炎の大発生は母乳栄養で食い止めることができます。ユーゴスラビアの首都ベオグラードでは、新生児室に入院した1,008人の赤ちゃんを半年間に渡って調査した結果、母乳だけで育てた赤ちゃん883人には胃腸炎は発生せず大腸菌も検出されませんでしたが、人工栄養児125人のうち10人に胃腸炎が発生し全員の便から大腸菌が検出されました。こういったことから、病原菌の繁殖を防げるのは母乳だけだということが分かります。

 乳幼児突然死症候群も、牛乳が関係していると言われます。日本における人口栄養児の死亡率は母乳栄養児の約4.8倍も多く、戦前はなかったが激増している病気の1つです。
1930年代のシカゴで2万人以上の乳児を対象にして行われた研究では、生後9か月の完全栄養児が1.5/1,000人だったのに対し混合栄養児では84.5/1,000人も亡くなっています。ちなみに消化器系の感染症による死亡率は40倍、呼吸器系の感染症による死亡率は120倍も多く、それ以前はアメリカ8つの都市で完全人工栄養児の生後6ヶ月までの死亡率は20倍でした。
チリは収入が増えるにつれて母乳栄養から人工栄養に切り替える傾向にあるのですが、それに比例するように高収入の家庭の方が乳幼児に死亡率が高いとのことです。



 「牛乳が体に悪いのは分かったし、赤ちゃんを育てるには母乳が良いのは分かった。じゃあ大人はどうすればいいんだ?カルシウムは何で摂れば良いんだよ?」
という声が聞こえてきそうですね(笑)。
では最後に、そんな声にお答えして書こうと思います。



 ブロッコリー、キャベツ、蕪などの野菜類、インゲン豆や大豆などの豆類、鰯や鮭などの魚類、牡蠣やアーモンドなど。

牛乳100gの中にカルシウムは110gくらい入っていますが、
○大根の葉っぱ   ⇒ 2倍
○小松菜      ⇒ 1.5倍
○切り干し大根   ⇒ 5倍
○こんぶ       ⇒ 6.5倍
○わかめ      ⇒ 7倍
○ひじき       ⇒ 14倍
○煮干し       ⇒ 22倍
も入っています。

 地上で一番大きい動物はアフリカゾウですが、アフリカゾウの平均体重は約5,000kgになります。ではこの重い、大きな体を支えている太い骨を作り出しているのは何でしょうか。牛乳でしょうか?違いますよね。ゾウは草食動物になりますから、草や木の葉だけを食べてあれだけの大きな体と太い骨を作っているのです。
カルシウム=牛乳、というように子供の頃から刷り込まされているためイメージがないかもしれませんが、実は牛乳よりも野菜や海草などの方がカルシウムが豊富に含まれているのです。ですから昔の日本人は栄養学を知らずとも牛乳がなくとも、味噌汁などで上手にカルシウムを摂っていたのです。

先人たちの知恵、和食の素晴らしさを再確認したところで、本日の投稿を締めくくりたいと思います。

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