2014年10月20日月曜日

食生活・牛乳④

 昨日は久しぶりに横浜で1日遊びました。
中華街で肉まんなどを食べ歩き、「やっぱり日本人のお店とチャイナのお店じゃ、味も接客も安心感も違うなあ」などと思いつつ(笑)、山下公園と海の見える丘公園で良い景色や綺麗なお花(特に薔薇)に癒され、いい天気で澄み渡った青空を見上げながら芝生にゴロンと寝転んでボーっと過ごす……なんて優雅な、幸せな時間の使い方なんでしょうか。

 いつも時間に追われ、やることを両手にたくさん抱えている現代人は(私も含めて)、意識的に「何も考えず、何もしないでただボーっと一息つく時間」というものを作った方がいいと思います。
でないと、息が詰まりますよね。

 と、いうことで本日のエントリーになります。
私のブログが読みたい気持ちも分かりますが、ほどほどにしてくださいね(笑)。

 前回は牛乳が原因と考えられている貧血、アレルギー、3大疾患(がん、心臓病、心血管疾患)について具体的に書きましたが、今回もその続きで具体的な病名を挙げながら牛乳の危険性について書いていこうと思います。



●関節リウマチ

 1964年、サンフランシスコのウィリアム・ディーマー医師は研究により、「牛乳のたんぱく質が筋骨格の痛みを頻発させている」と指摘。牛乳を排除した食事療法により、初期の関節リウマチ性関節炎を回復させた実績があります。


●虫垂炎

 同医師は「過去、虫垂炎で手術を勧めた患者は5年間で年平均4人だった。だが牛乳を飲まないよう指導してからというもの、最近は5年半で2人、ここ3年に至っては1人もいない」と語っています。


虫歯

 赤ちゃんにミルクを与えて寝かしつけると口の中に残っているミルクが歯を侵食します。睡眠中は唾液の分泌が減るため消化・洗浄されず歯に沈着し酸化、これが口の中に生息する細菌の格好の栄養源となるのです。そして歯垢を作り歯の表面を腐食、虫歯となってしまいます。


白内障

 牛乳や乳製品に含まれるガラクトースが目の水晶体に沈着し、濁るために起きると言われています。


にきび

 ジェローム・フィッシャー博士によると、「プロゲステロンをアンドロゲンに分解、これがニキビの原因となる」と語っており、思春期のにきび患者は多く飲んでいる傾向にあったそうです。そのため、牛乳を飲むのをやめた途端に改善したとのことです。


白血病

 雑誌「ランセット」「サイエンス」によると、「牛白血病の発生率が高い地域は人間の急性リンパ系白血病が統計的に顕著に多い。ウイルス学的、免疫学的な方法で解明する必要がある」と解説されている。


●ネフローゼ症候群

 コロラド大学医学部・マイアミ大学医学部の研究グループによると、ネフローゼ症候群(腎不全から低たんぱく血症を起こし、水腫や慢性腎炎を発症。最悪、死亡することもある)が食事から牛乳を排除しただけでたんぱく尿がすぐに治まり、かなりの改善を見せたとしています。
また、逆に牛乳を与えると1~3日以内にたんぱく尿が再発したとの報告があります。


多発性硬化症

 ミシガン大学のバーナード・アグラノフ博士とデイビット・ゴールドバーグ博士によると、「21か国において病気との様々な因果関係を調べたところ、牛乳の平均消費量とだけ密接な関係があったと発表している。多発性硬化症により亡くなった方2,600人を調査した結果も同じ結論。


その他、精神科系疾患など

 アメリカ・ワシントン州タコマのアレクサンダー・シャクス博士によると、「未成年犯罪者は10倍も多く牛乳を飲んでいて、野菜や果物をあまり食べていない」と指摘しています。

 またクルック医師は、学校で注意欠陥多動症候群などで学習障害を指摘された45人の子供を8カ月に渡って診察したところ、41人が食物アレルギーだったことが判明。アレルギーは平均3種類に対して反応し、28人が牛乳で砂糖も同じくらい、卵や小麦やトウモロコシに対するアレルギーも同様に表れたとしています。これら食物アレルギーを持っている子供たちは、顔色が悪く目の下にクマができ慢性的に鼻づまりを起こしていて、いつも疲れている様子だったと言いますが、この食物アレルギーの可能性のある食品を1~3週間やめさせたところかなり改善したとの報告があります。

 精神科医のH・L・ニューボルド医師によると、「不眠、不安、抑うつは食物によって引き起こされる。中でも、その最も起こしやすい食品は牛乳である」と語っています。夜眠れないため朝なかなか起きられず、日中に過度の眠気を感じ無気力、特に午前中は頭がぼーっとしている……こんな症状で悩んでいる方は牛乳が原因の可能性があります。

 厚生労働省も牛乳の過剰摂取と心の偏りの密接な関係に気づいたのか、平成14年(2002年)度から公立保育園の牛乳給食の量を前年度までの1日平均200mlから80mlに減らしました。つまり、園児と小学1年生とではたった1年しか違わないのに2.5倍も牛乳を飲まされていることになります。しかし、どうして量を減らしたのかという理由に関しては一切説明していません。平成12年(2000年)度に厚生労働省が発表した「健康日本21」によると、成人の牛乳摂取量は乳製品を含めて1日130mlとなっています。成人よりはるかに体の小さい小学1年生の学校給食で200mlもの牛乳を飲ませるのはあまりにも多すぎます。さらに保健所の栄養指導では200~400mlも勧められるケースもあるそうです。


 牛乳による症状はあまりにも種類が多すぎるため、医師や専門家の中でも意見が分かれています。確定診断の方法もなく、因果関係を完全に証明するのは難しいと言えます。
ただ、こういった意見があることや現実問題として症状に表れていることは事実です。
医師や栄養士、厚生労働省なども大人の事情により牛乳を否定しづらいところもあるでしょう。
ですので、これらのことを踏まえた上で総合的に判断し、飲むか飲まないか、判断していただければと思います。

 最後に、以前ある講演で聴かせていただいた食育アドバイザーの大塚貢先生のお話の中から、心に響いたこの言葉をご紹介して本日は締めたいと思います。
「大人は何を食べて病気になろうがそれで死のうが、それは自業自得です。大人は自己責任で構いません。でも子供たちはどうでしょうか。何が良くて何が悪いのかも分からない子供たちに食べさせた食事で何かあったら、一体誰が責任をとるのでしょうか」

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