2016年1月14日木曜日

アートメーク≠入れ墨に注意!

みなさん、遅くなりましたが(笑)あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。どうぞ、御贔屓に☆

今週月曜日、1月11日は「成人の日」でしたね。
毎年のことながら、ニュースを観ていて呆れる新成人が各地で続出しておりましたが...超ド派手な、およそ着物とは似ても似つかない着物や袴姿の新成人たちを観ては、「やめてくれ~!着物のイメージが悪くなるっ(>_<)」と着物愛好家の私としては叫びたくなるものでございます。
その親も「一生に一度のことだから、好きな格好をさせてやりたい」と、またまた思わず呆れ返るコメント。まさに「親の顔が見てみたい」ってやつですな。

戦前は15歳になると「元服」という儀式を行っていました。
大人の仲間入りをするとともに、そこで短刀を渡されたのだといいます。何かあった時には自分で自害するためのもので、大人としての責任感や覚悟を持たせるためだったそうです(間違っていたらご指摘ください)。
まさか、これを読んで「石関は自殺を良しとしている!」とか「自殺を勧めている!」なんて言う人はいないとは思いますが(笑)、私が申し上げているのはあくまで「大人としての自覚や責任を持つ」とか「自分で責任を持つ覚悟を持つ」ということです。念のため。

ちなみに、成人の日の趣旨は「国民の祝日に関する法律」(祝日法、昭和23年7月20日)第2条によれば「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」となっています。
果たして、一体何人の新成人が理解しているでしょうか...。

また、ニュースを観ていて成人式で暴れて捕まっていた新成人たちは顔が全然出ていなかったように感じられました。メディアは意図的に顔を隠したのでしょうか?それこそ成人となったのだからしっかりと顔を出すべきですし、大人の責任として厳正な処罰を受けるべきだと私は思います。彼らのどこに守る必要性があるというのでしょうか。
昨年可決された選挙権の18歳引き下げ。今年夏に行われる参議院選挙から施行となります。私は個人的には反対していたのですが、今回ではっきり確信しました。やはり、刑法がそのままで選挙権のみ引き下げられるのはおかしいと思います。大人として最低限の義務である刑法を守ることもできない「幼稚な大人」に選挙権を与える必要はありません。選挙権を引き下げるなら刑法も同時に引き下げるべきだと思います。

と、長くなってしまいましたが(笑)本題に入ります←ここからかいっ!



入れ墨とはどこが違う?人気の"アートメーク"、健康被害続出で無資格者摘発のケースも
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日常の化粧直しが楽になると評判だが...
 汗はもちろん、顔を洗っても落ちない眉やアイライン――。この数年、女性たちの人気を集めている「アートメーク」である。アートメークは針を使って顔面に色素を注入し眉や目元などをくっきりさせるものだが、唇に施す者も少なくない。「朝のゴミ出しも素顔でOK」「風呂上がりでも眉がなくならない」「汗をかくのが気にならない、スポーツに打ち込める」など、特におしゃれに敏感な若い女性の間で話題になっている。
 施術にかかる時間は眉もアイラインも1時間ほど。麻酔を塗った後に、皮膚の浅い部分に色を入れていく。痛みは「ほとんどない」「がまんできる程度」という人が大部分だがときどき皮膚が腫れる人もいる。施術後は日焼けなどで徐々に退色し3年程度経過すると、かなり薄くなる。これが入れ墨との大きな違いだ。
 当初、施術を行っていたのは、いわゆるエステサロンなどで医師免許を持たない看護師やエステティシャンなどだ。しかし、厚生労働省はすでに平成13年11月、レーザー脱毛、化学薬品を用いたシミやシワの除去などの行為は医師法上の医業に当たると、都道府県に通知していた。医師免許を持たないエステサロンなどの従業員による施術で、健康被害が多発したからである。通知では、アートメークは「針先に色素を付け、皮膚の表面に墨などの色素を入れる行為」となっているが、この時点ではアートメークを施した者が告発された例はなかった。
 ところが今年3月、滋賀県の看護師が無資格で他人にアートメークを施したとして書類送検された。客の一人が、まぶたなどの痛みを訴えたからだ。国民生活センターによると、アートメークが原因で、腫れや痛みなどの健康被害を訴えてきた相談者は5年間(平成18~22年)で計111件あった。

●無資格でも入れ墨の彫り師は逮捕されない?

 ここで気になるのは、日本にも古くからある入れ墨である。アートメークは皮膚の表皮に、入れ墨は真皮に色素を注入するという違いはあるが、彫り師は無資格なので医師法上は同様の扱いであるはずだ。それなのに、これまで国民生活センターへの相談も彫り師の摘発もほとんどないのが現状だ。
 これは入れ墨を施す者が暴力団員であることが多く、たとえ、彫り師にミスがあっても訴えないからだと考えられる。また、入れ墨は、日本の歴史や習俗に基づいたものであるという点も見逃せない。
 では滋賀県の看護師の事件以来、アートメークの人気はというと、これがまだまだ健在だ。日本国内では医師が常駐する美容整形外科などがこれまでより高い料金で施術を行なっている。また韓国では観光客が手軽にアートメークを行えるように日本国内の半額以下で施術を行なっている。もちろん、多くは無資格者だ。日本からも旅行のついでにアートメークを行う人は少なくないが、失明や重度の角膜障害を患ったケースがあるという。
 いずれにしても、アートメークを受ける側も、それなりの知識と覚悟が必要だ。今のところの防衛策は、安易に施術を受けるのではなく、医療機関や美容所登録をしている店を選ぶことだ。
(文=チーム・ヘルスプレス)

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