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2015年4月28日火曜日

食生活・油③

みなさん、こんにちは。ご機嫌よろしゅうございます。

最近いいお天気が続くようになりましたね。やっと春らしく暖かく...というか、暑いくらいでしょうか?
洗濯物もよく乾きますね。私は昨日、冬物の布団カバーとシーツを洗って仕舞いました。

さて、油の話。いつも冒頭の前置きが長く、なかなか本題に入れませんので(笑)。今日はさっそく前回の続きを。

今、最も危険視されている食品の一つであるトランス脂肪。海外はどう対応しているのか、といったことをご紹介いたしました。

実はトランス脂肪が危険だと言われ始めたのは最近の話ではありません。トランス脂肪の代表であるマーガリンの有害性は、40年以上も前からアメリカの学会などで既に指摘されていました。
アメリカの自然派運動家であるフレッド・ローは、「マーガリンを顕微鏡でのぞいてみると、プラスチックの構造にそっくりだった。マーガリンを店の裏部屋の窓際に放置したらどうなるかという実験をしたところ、2年経っても虫一匹たりとも寄り付かず、カビも生えず、半分溶けて崩れただけでそのままの形を保っていた」と語っています。

虫に無視されるようなものが(笑)、果たして「食べ物」と言えるのでしょうか?ましてや、プラスチックを食べているようなものだったなんて...。

〇1992年10月7日ニューヨークタイムズ「マーガリンはコレステロール値を高くし、心臓病の原因になり得る」というアメリカ農務省の見解が発表された。
〇1999年、アメリカ心臓病学会「心臓病の予防のためにはトランス脂肪の多いマーガリンなどは使わずにそれが少ないものを使うこと」というガイドラインを定めた。
〇イギリス・オックスフォード大学のピュリ医師らは「トランス脂肪は脳の活動に必要な酵素を破壊、注意欠陥障害(ADD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などを引き起こす大要因になり得る」というレポートを発表。
〇アメリカ健康加齢研究所のM・C・モーリス氏は「トランス脂肪や飽和脂肪酸の摂取量が多い人ほど認知機能が早く低下することが判明している。血中にLDL(悪玉コレステロール)が増えるために脳の動脈硬化も進み、認知機能も早く衰えやすくなるのではないか」という見解を示している。

〇WHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)の「食事、栄養および慢性疾患予防に関する合同専門家会合」によると、食事からのトランス脂肪の摂取はきわめて低く抑えるべきで、最大でも1日の総エネルギーの1%未満にするよう勧告。

前回のブログとも合わせて、これだけ多くの警笛が鳴らされておきながら、我が国・日本の見解はどうでしょうか?

内閣府食品安全委員会2006年発行「日本人の栄養所要量 食事摂取基準編」によると、
「トランス脂肪の摂取量が増えると血漿コレステロール濃度の上昇、HDLコレステロール濃度の低下など、動脈硬化の危険性が報告されている。(略)日本の油脂製造業においては一般的にはできるだけトランス脂肪が生成されないように製造されています。(略)このように、諸外国と比較して日本人のトランス脂肪の摂取量が少ない食生活からみて、健康の影響は少ないと考えます
と書いてあります。

なんと!トランス脂肪の有害性を把握しておきながら、微量であれば摂取し続けても良いと言っているような見解が載っています!
さらに日本ではトランス脂肪を大量に含んでいる商品であっても「トクホ(特定保健用食品)に認定し、厚生労働省のお墨付きとしてあたかも健康に良いものであるかのように販売されています。
トクホそのものの問題点についてもまた改めて書きたいと思いますが、いかに日本が危機意識がないかがお分かりいただけると思います。
仮にも食品「安全」と名乗っている内閣府の委員会であるにも関わらず、日本国民の「何の」安全を守っているのでしょうか?メーカーのイメージでしょうか?少なくとも、私には日本国民の「健康」という生活の「安全」を守ろうとしているようには見えません。

前回の海外の対応と合わせて見てみても、日本の対応は遅れていると言わざるをえません。
はっきり言って、歪んでいます。

それでも、こういった食の安全に対する情報が以前よりも世に出てくるようになってきたと思います。
ネットはもちろん、本屋さんに行っても今回挙げたトランス脂肪などについて危険を知らせるような本もたくさん店頭に並ぶようになってきました。
自分の健康は自分で守る、正しい情報や真実は自分の手で掴み取る。
様々な情報があふれている現代社会では、こういったスタンスはとても大事ではないでしょうか。

最後は、少々口が悪すぎました。反省...

お読みいただき、ありがとうございました。お退屈様でした。

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