2015年1月13日火曜日

新年のご挨拶

みなさん、あけましておめでとうございます。
1週間以上遅くなってしまいましたが…むしろ寒中見舞い、の方が適切でしょうか(笑)
今年もご愛読よろしくお願い致します。

年末年始は有意義に過ごせましたか?
年賀状に大掃除、挨拶回りなどに忙しく師走を過ごし、年が明けてからは初詣に新年の挨拶回り…こんな感じでしょうか?

最近は年賀状をメールで済ます、もしくは書かない・出さない・送らないの三拍子揃った方(笑)も多いと思います。これが時代の変化というものなのでしょうか。
ジジ臭い?「お前いくつだよ!」などとツッコミが飛んできそうですが、そんな声は気にせず…。
私はそんな時代の流れに逆行し、毎年年賀状を書く枚数が増えております。
なぜかと言うと、単純です。毎年お世話になっている、お礼を言いたい方が増えていくからです。
それだけ年を取ってきたということでしょうか(笑)

私は年賀状を日本が誇る素晴らしい伝統文化だと思っています。
その伝統文化である年賀状を残したい、そういう気持ちもあり毎年書いております。
まぁ、ただの趣味でもありますが(笑)

さて、新年最初のエントリーということで、お正月らしい話題を。
先週の話ではありますが、1月7日に初めて七草粥を食べました。


私は家でご飯を食べる時は玄米を食べています。
炊飯器にセットする水の量を間違えてしまい(厳密に言うと、炊飯器の指示に従ったまでなのですが…)、炊き上がりがお茶漬けみたいになってしまいました。
さらにこれは純粋に私のミスなのですが、七草を茹で過ぎてしまいシャキシャキ感が全くなく、見てくれも悲惨なものになってしまいました…ですので、完成した七草粥の写真はありません(笑)

七草粥は、「人日の節句」(七草の節句)」といい、五節句の一つになります。
お正月のごちそうを食べ過ぎたり飲み過ぎたりして疲れた胃を休めて、不足しがちな野菜のビタミンやミネラルの豊富な七草で栄養のバランスを整えるという意味や、七草粥に使われている春の七草が邪気を払い無病息災を願うという意味があります。
ちなみに古くは平安時代からの風習とのことです。

ちなみに七草は…
●セリ→ビタミンC、ミネラルが豊富。鉄、食物繊維を含み貧血や便秘に効果。
●ナズナ→カルシウム、鉄分、ビタミンが高血圧予防、殺菌、抗菌、消炎、解熱、止血、血液循環促進、利尿作用など。
●ゴギョウ→吐き気、せき、たん、など風邪の改善、予防や胃炎に効果。
●ハコベラ→たんぱく質やミネラルが多く含まれ、整腸、利尿、口臭予防に効果。
●ホトケノザ→胃に良く、生薬としても使われます。高血圧予防、鎮痛、解熱、風邪の改善にも効果。
●スズナ→カルシウムが豊富に含まれ骨粗鬆症予防に、アミラーゼやジアスターゼも多く含まれ消化を助けてくれます。また胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防。
●スズシロ→アミラーゼが多く含まれ胃炎や胸焼けの改善、グリコシターゼなどの酵素によって消化を助け整腸作用。
です。
全部言えましたか?(笑)

日本には様々な言い伝えや風習などがあります。
それらには全て意味があり、科学が今よりも発展していなかったにも関わらず理に適っているものや「昔の人は頭が良かったんだなぁ〜」と思わず唸るほど関心してしまうことが多々あります。

何でもかんでも「古いものはダメ、新しいものはいい」というのではなく、「古くてもいいものはいい」し、むしろ「いいものだから残る」のです。
先人たちの言葉や残してくれたものに今一度目を向けてみる、というのはいかがでしょうか?
きっと何か素晴らしい発見やヒントが見つかる…かもしれません(笑)。

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